特許
J-GLOBAL ID:200903097888431410
直流高速度遮断器
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-306465
公開番号(公開出願番号):特開平5-144362
出願日: 1991年11月22日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 電流の増加率di/dtによる不要動作を防止し、電流が設定された電流目盛値に達したときのみ遮断する。【構成】 保持鉄心FH側に制御コイルRCが巻回された制御鉄心FRを設け、定常状態において衝撃子ATに作用する引外兼吹消コイルTCによる引外磁束ФTと保持コイルHCによる保持磁束ФHがほぼ等しくなるようにして不要動作を防止し、電流検出器HCTで検出した電流を制御部10で最大電流設定値と比較し検出電流が大きくなったとき制御コイルRCに通電し保持磁束ФHを弱めて衝撃子ATを引外鉄心に吸引させ事故電流を高速度遮断する。また、検出電流を制御部10で電流設定値と比較し検出電流が大きくなったとき引外コイル72Tに通電させ遮断ばねにより過負荷電流を遮断する。
請求項(抜粋):
保持コイルが巻回された保持鉄心と引外兼吹消コイルが巻回された引外鉄心を備え遮断器に流れる電流が規定値を越えたとき衝撃子が引外鉄心に吸引され、可動接点を固定接点から高速で開離させる遮断と、引外コイルの通電により引外機構を動作させ遮断ばねにより可動接点を固定接点から開離する遮断がなしうる直流高速度遮断器において、保持鉄心側に衝撃子に作用する保持磁束を弱めうる制御コイルが巻回された制御鉄心を設けると共に、定常状態における衝撃子に作用する引外鉄心の引外磁束と保持鉄心の引外磁束がほぼ等しくなるようになし、遮断器に流れる電流を検出する電流検出器と、この電流検出器で検出した電流を設定された最大電流設定値と比較し検出電流が大きい場合前記制御コイルに指令を与えて高速遮断させる高速遮断制御部とを設けたことを特徴とした直流電流高速度遮断器。
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