特許
J-GLOBAL ID:200903097892542693

光サンプリング波形観測装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-079842
公開番号(公開出願番号):特開平11-281493
出願日: 1998年03月26日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 超短時間領域の光波形を観測する光サンプリング波形観測装置および方法において、効率よく波長変換光だけを光電変換できるようにすること。【解決手段】 非線形光学結晶2の複屈折によるウォークオフを利用して、被測定光信号aおよびサンプリング光パルスbを、非線形光学結晶2内での伝搬がスネルの法則にのみ従う直線偏光、あるいは、前記偏光状態と直交する直線偏光のいずれかにし、非線形光学結晶2に入射する。これによって、サンプリング光パルスbと波長変換光(SF光c)とは空間的に分離される。その後、サンプリング光パルスbを遮断し、かつ、受光器4として、被測定光信号aの波長に対する感度が低いものを使用することによって、SF光cだけを受光器4に受光させることができる。
請求項(抜粋):
被測定光信号と、前記被測定光信号と異なる波長のサンプリング光パルスとを、非線形光学結晶に入射し、前記非線形光学結晶において2次の非線形光学効果により発生した波長変換光を電気信号に変換し、前記電気信号を処理して前記被測定光信号を観測する光サンプリング波形観測装置において、前記被測定光信号の偏光状態は、前記非線形光学結晶内での伝搬がスネルの法則にのみ従う直線偏光であり、前記被測定光信号の偏光状態と前記サンプリング光パルスの偏光状態とは直交しており、前記被測定光信号と前記サンプリング光パルスとは、前記非線形光学結晶の入射面に対して、同じ位置に同一方向で入射することを特徴とする光サンプリング波形観測装置。
IPC (2件):
G01J 11/00 ,  G02F 1/37
FI (2件):
G01J 11/00 ,  G02F 1/37
引用特許:
審査官引用 (4件)
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