特許
J-GLOBAL ID:200903097897853980

軽油組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大谷 保 ,  東平 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-165065
公開番号(公開出願番号):特開2005-344001
出願日: 2004年06月02日
公開日(公表日): 2005年12月15日
要約:
【課題】 ディーゼルエンジンの排気ガス中のPM(粒子状物質)を低減できる軽油組成物を提供すること。【解決手段】70%留出温度が330°C以下、90%留出温度が355°C以下、密度(15°C)が0.81g/cm3以上、セタン価が65以下、硫黄含有量が10質量ppm以下、芳香族分の含有量が25質量%以下、二環芳香族分の含有量が5質量%以下、かつ三環以上の芳香族分の含有量が2質量%以下、ナフテン分の含有量が50質量%以下であって、PMパラメータ(X)が1.0以上である軽油組成物である。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
以下の(1)〜(8)の条件を満たす軽油組成物。 (1)70%留出温度が330°C以下 (2)90%留出温度が355°C以下 (3)密度(15°C)が0.81g/cm3以上 (4)セタン価が65以下 (5)硫黄含有量が10質量ppm以下 (6)芳香族分の含有量が25質量%以下、二環芳香族分の含有量が5質量%以下、かつ三環以上の芳香族分の含有量が2質量%以下 (7)ナフテン分の含有量が50質量%以下 (8)下記の式で表されるPMパラメータ(X)が1.0以上 X=(0.43×a+0.72×b+c+0.9×e+1.2×g+i)/ (d+1.43×f+1.72×h+2×j+3×k)+(0.04×l-2.0)+150/m (式中、aはZ=0のナフテン化合物の質量%,bはZ=-2のナフテン化合物の質量%,cはZ=-4のナフテン化合物の質量%,dはZ=-6の炭素数19以下の一環芳香族化合物の質量%,eはZ=-6の炭素数20以上の一環芳香族化合物の質量%,fはZ=-8の炭素数19以下の一環芳香族化合物の質量%,gはZ=-8の炭素数20以上の一環芳香族化合物の質量%,hはZ=-10の炭素数19以下の一環芳香族化合物の質量%,iはZ=-10の炭素数20以上の一環芳香族化合物の質量%,jは二環芳香族化合物の質量%,kは三環芳香族化合物の質量%、lはZ=0のノルマルパラフィンとイソパラフィンの質量%、mは90%留出温度を表す。、なお、Z数は電解電離イオン化法(FI)質量分析法(MS)によって得られるイオンの価数を表す。)
IPC (1件):
C10L1/08
FI (1件):
C10L1/08
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 高出力軽油組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-319239   出願人:株式会社ジョモテクニカルリサーチセンター
  • 超低硫黄分軽油組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-088613   出願人:株式会社ジョモテクニカルリサーチセンター
引用文献:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る