特許
J-GLOBAL ID:200903097905434011

回転接触形クランプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-063962
公開番号(公開出願番号):特開平5-261637
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 輪郭形状不特定な板材に追加工を施すときに、その形状を問わず任意の位置から輪郭面を容易に締め付け固定できるようにする。【構成】 加工台のT溝にはめ込まれたTスロット1と被加工物を載置する接触基準面が形成されたクランプベース2とを第一のボルト9により取付け、クランプベース2に設けられた円筒形状の凹部にターンテーブル4を保持させ、このターンテーブル4とともに回動しその側面の一部が被加工物に当接するクランプヘッドを介在して第二のボルト8によりTスロット1に固定する。このような構成のクランプを複数個用いてクランプヘッドを被加工物の輪郭形状に沿って当接させ加工台に固定する。【効果】 多種少量生産におけるどのような輪郭形状の異なる表面加工部品も正確に位置決めし、かつ表面全加工ができるように簡単に固定することができ、段取時間および加工時間を短縮することができる。
請求項(抜粋):
加工台のT溝にはめ込まれ2個のねじ孔が形成されたTスロット(1)と、この2個のねじ孔にそれぞれ螺合する第一のボルト(9)および第二のボルト(8)と、底部が前記加工台の表面に接しこの第一のボルトおよび第二のボルトの軸がそれぞれ貫通する2本の孔が設けられ、前記第一のボルト(9)により前記加工台に締付け固定され、前記第二のボルト(8)の貫通孔の軸まわりに被加工物の接触基準面が形成されたクランプベース(2)と、前記第二のボルト(8)の軸まわりに回動自在に前記クランプベース(2)に保持されるターンテーブル(4)と、を備え、前記クランプベース(2)には、前記ターンテーブル(4)を収容し、内部表面が前記第二のボルト(8)の貫通孔の軸まわり円筒形状の一部をなす凹部が形成され、前記ターンテーブル(4)とともに前記第二のボルト(8)の軸まわりに回動自在に保持されこの第二のボルト(8)の軸と平行な被加工物に当接するクランプ面が形成されたクランプヘッド(6)を備えたことを特徴とする回転接触形クランプ。
IPC (2件):
B23Q 3/06 301 ,  B23Q 3/06 304
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-179019
  • 特開昭57-087315

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