特許
J-GLOBAL ID:200903097921182359

電力変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 則次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-063994
公開番号(公開出願番号):特開2000-262071
出願日: 1999年03月10日
公開日(公表日): 2000年09月22日
要約:
【要約】【課題】 電圧レベル非変換モ-ド、降圧モ-ド、昇圧モ-ドを選択的に得ることができる電力変換装置においてモ-ド切換回路が複雑になった。【解決手段】 第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 の直列回路、第3及び第4のスイッチQ3 、Q4 の直列回路、第5及び第6のスイッチQ5 、Q6 の直列回路、及びコンデンサCを互いに並列に接続する。交流電源3の一方の端子4を第1のリアクトルL1 を介して第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 の中点に接続する。第5及び第6のスイッチQ5 、Q6 の中点と交流電源3の他方の端子5との間に第2のリアクトルL2 を介して負荷11を接続する。第3及び第4のスイッチQ3 、Q4 の中点と交流電源3の他方の端子5とを接続する。出力電圧V0 を入力交流電圧Vinと同じくする非変換モード、V0 をVinよりも低くする降圧モード、V0 をVinよりも高くする昇圧モードを得るために第1〜第6のスイッチQ1 〜Q6 の制御を切換える。この切換えを方形波電圧を使用して自動的に行う。
請求項(抜粋):
電力変換回路とこの変換回路の制御回路とから成り、前記電力変換回路は、第1及び第2の交流端子と、共通端子(5)と、第1及び第2のスイッチ(Q1,Q2)が直列に接続された第1の直列回路と、第3及び第4のスイッチ(Q3,Q4)が直列に接続された回路であり且つ前記第1の直列回路に対して並列に接続された第2の直列回路と、第5及び第6のスイッチ(Q5,Q6)が直列に接続された回路であり且つ前記第1及び第2の直列回路に対して並列に接続された第3の直列回路と、前記第1、第2及び第3の直列回路に対して並列に接続されたコンデンサ(C)とを有し、前記第1及び第2のスイッチ(Q1,Q2)の相互接続点(8)が前記第1の交流端子とされ、前記第3及び第4のスイッチ(Q3,Q4)の相互接続点(9)が直接に又はリアクトルを介して前記共通端子(5)に接続され、前記第5及び第6のスイッチ(Q5,Q6)の相互接続点(10)が前記第2の交流端子とされ、前記第5及び第6のスイッチ(Q5,Q6)の相互接続点(10)と前記第3及び第4のスイッチ(Q3,Q4)の相互接続点(9)との間の出力段電圧Vinvを前記第1及び第2のスイッチ(Q1、Q2)の相互接続点(8)と前記第3及び第4のスイッチ(Q3,Q4)の相互接続点(9)との間の入力段電圧Vconvとほぼ等しくする非変換モードの場合には、前記第1及び第2のスイッチ(Q1,Q2)と前記第5及び第6のスイッチ(Q5,Q6)との両方を前記第1の交流端子と前記共通端子(5)との間に供給される電源電圧の基本波の周期でオン・オフ制御し、前記第3及び第4のスイッチ(Q3,Q4)を前記基本波の周期よりも十分に短い周期でオン・オフ制御し、前記出力段電圧Vinvを前記入力段電圧Vconvよりも低くする降圧モードの場合には、前記第1及び第2のスイッチ(Q1,Q2)を前記基本波の周期でオン・オフ制御し、前記第3及び第4のスイッチ(Q3,Q4)と前記第5及び第6のスイッチ(Q5,Q6)との両方を前記基本波の周期よりも十分に短い周期でオン・オフ制御し、前記出力段電圧Vinvを前記入力段電圧Vconvよりも高くする昇圧モードの場合には、前記第1及び第2のスイッチ(Q1,Q2)と前記第3及び第4のスイッチ(Q3,Q4)との両方を前記基本波の周期よりも十分に短い周期でオン・オフ制御し、前記第5及び第6のスイッチ(Q5,Q6)を前記基本波の周期でオン・オフ制御するように前記制御回路が形成されている電力変換装置であって、前記制御回路は、前記入力段電圧Vconvを所望値にするための第1の指令値Vrcを発生する手段と、前記出力段電圧Vinvを所望値にするための第2の指令値Vriを発生する手段と、方形波発生器と、第1、第2及び第3の演算手段と、第1、第2及び第3のPWM信号形成回路とを有し、前記方形波発生器は、前記基本波と同一の周期を有する方形波電圧Vsを発生し、前記第1の演算手段はVrc-Vri+Vsを示す第1の値Vr1を出力し、前記第2の演算手段はVri-Vrc+Vsを示す第2の値Vr3を出力し、前記第3の演算手段はVr3-Vri又はVr1-Vrcを示す第3の値Vr2を出力し、前記第1のPWM信号形成回路は前記第1の値Vr1に基づいて前記第1及び第2のスイッチ(Q1,Q2)の制御信号を形成し、前記第2のPWM信号形成回路は前記第3の値Vr2に基づいて前記第3及び第4のスイッチ(Q3,Q4)の制御信号を形成し、前記第3のPWM信号形成回路は前記第2の値Vr3に基づいて前記第5及び第6のスイッチ(Q5,Q6)の制御信号を形成することを特徴とする電力変換装置。
IPC (2件):
H02M 7/5387 ,  H02M 7/48
FI (2件):
H02M 7/5387 Z ,  H02M 7/48 E
Fターム (15件):
5H007AA02 ,  5H007AA08 ,  5H007CA02 ,  5H007CB04 ,  5H007CB05 ,  5H007CC03 ,  5H007CC12 ,  5H007DA03 ,  5H007DA05 ,  5H007DA06 ,  5H007DB01 ,  5H007DB05 ,  5H007DC02 ,  5H007DC05 ,  5H007EA03

前のページに戻る