特許
J-GLOBAL ID:200903097922192978
スパークプラグの火花ギャップ間隔調整方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-303711
公開番号(公開出願番号):特開平11-121144
出願日: 1997年10月16日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】 スパークプラグの個体間で接地電極の変形抵抗にばらつきがあっても、ギャップ寸法を確実かつ効率的に調整することができる方法及び装置を提供する。【解決手段】 まず、被処理スパークプラグの接地電極に対しエアハンマユニット6により所定回数の予備打撃を加えることにより、該被処理スパークプラグのギャップ間隔を到達目標ギャップ間隔よりも小さくならない範囲で減少させる。次に、ギャップ撮影・解析ユニット7により予備打撃による単位打撃回数当りのギャップ間隔減少値を測定し、その測定結果に基づいてギャップ間隔が到達目標ギャップ間隔に到達するのに必要な調整打撃の回数及び/又は打撃力を定める。そして、その設定された回数及び/又は打撃力により接地電極にエアハンマユニット8により調整打撃を加えて最終的なギャップ間隔とする。
請求項(抜粋):
絶縁体中に配置された中心電極と、その中心電極と対向する接地電極とを備え、前記中心電極と前記接地電極との間及び前記絶縁体と前記接地電極との間の少なくともいずれかに火花ギャップが形成されるスパークプラグの、前記火花ギャップのギャップ間隔を調整する方法であって、被処理スパークプラグの前記接地電極に対し所定回数n1の予備打撃を加えることにより、該被処理スパークプラグのギャップ間隔を到達目標ギャップ間隔よりも小さくならない範囲で減少させる予備打撃工程と、その予備打撃による単位打撃回数当りのギャップ間隔減少値(以下、単位打撃回数当りのギャップ間隔減少値のことをギャップ変位量という)に基づいて、前記ギャップ間隔が前記到達目標ギャップ間隔に到達するのに必要な調整打撃の回数n2及び/又は打撃力を定める調整打撃条件設定工程と、その設定された回数及び/又は打撃力により前記接地電極に調整打撃を加える調整打撃工程と、を含むことを特徴とするスパークプラグの火花ギャップ間隔調整方法。
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