特許
J-GLOBAL ID:200903097923610730

粘度示数改善剤またはゲル化剤としての実質的に線状のエチレン/アルファ-オレフィンポリマー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-531744
公開番号(公開出願番号):特表2000-517348
出願日: 1996年11月01日
公開日(公表日): 2000年12月26日
要約:
【要約】エチレン/オクテン2元重合体およびエチレン/プロピレン/ジエンの改質されたポリマーのような実質的に線状のエチレンポリマーが、潤滑油のような油性材料に粘性を改質する量で添加したときに、その材料単独での粘度指数を越える粘度指数を有する材料を提供する。束縛された結合構造の触媒作用により調製される実質的に線状のエチレンポリマーは、マレイン酸無水物のようなエチレン性不飽和を有する1つ以上の不飽和有機化合物でグラフトされてもよい。そのグラフトされたポリマーは、たとえばアルコールまたはアミン化合物との反応によってさらに官能基化されてもよい。油性材料の添加前または添加後のいずれかにおいて剪断作用にかけられたときに、その実質的に線状のエチレンポリマーは油性組成物の剪断安定性を改善する。グラフトされている、グラフトされてさらに反応されているまたはグラフトされていないにかかわらず、その実質的に線状のエチレンポリマーはグリース、ケーブル充填化合物および化粧品に用いられるそれのように組成物に対する増粘剤として同様に効果がある。加えて、実質的に線状のエチレンポリマーは、慣用の油性材料組成物の他の成分と混合されたときに、効果的な結果を提供する。
請求項(抜粋):
油性材料および粘性を変更するのに効果的な量の実質的に線状のエチレンポリマーを含む油性組成物において、前記実質的に線状のエチレンポリマーが: a)メルトフロー比、I10/I2≧5.63; b)分子量分布、Mw/Mn≦(I10/I2)-4.63の式で規定される Mw/Mn;および c)同様のI2およびMw/Mnを有する線状オレフィンポリマーの表面メル トフラクチュアの開始(onset of surface melt fracture)における臨界 剪断速度よりも、少なくとも50%大きな表面メルトフラクチュアの開 始における臨界剪断速度を有することで特徴づけられることを特徴とする油性組成物。
IPC (10件):
C10M143/02 ,  A61K 7/00 ,  A61K 47/32 ,  C10M145/02 ,  C10M149/02 ,  C10N 20:00 ,  C10N 20:02 ,  C10N 30:02 ,  C10N 40:32 ,  C10N 50:10
FI (5件):
C10M143/02 ,  A61K 7/00 J ,  A61K 47/32 ,  C10M145/02 ,  C10M149/02
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る