特許
J-GLOBAL ID:200903097928239593

制御圧延による低炭素当量圧延形鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-017491
公開番号(公開出願番号):特開平6-228634
出願日: 1993年02月04日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 建造物の構造部材として用いられる、同一鋼種の種々のサイズのフランジを有する形鋼を制御圧延加速冷却により、少ない種類の化学成分鋼片に集約しオンラインで作り分ける。【構成】 SM400,SM490級のH形鋼等の形鋼をフランジ部の圧延パス間水冷と圧延後の加速冷却の組合せ処理により、断面内温度の均一化および、形鋼のサイズの違いによる鋼片の化学成分値の変動範囲を縮小し、鋼片種類を大幅に集約する。
請求項(抜粋):
JIS G 3106に規定された化学成分鋼の鋼片から、フランジ厚み12〜40mmのフランジを有する形鋼を圧延製造するに際し、鋼片を1100〜1300°Cの温度域に加熱後に圧延を開始し、中間圧延工程のリバース圧延のパス間でフランジを水冷し、表層部の温度を750°C以下に冷却し、且つ前記リバース圧延のパス間の復熱過程で圧延する工程を1回以上繰り返し、フランジの圧延平均温度が950°C以下で総圧下量で20%以上になるよう圧下し、仕上圧延工程の圧延終了後にフランジ厚さに応じ、フランジ外側面を0.5〜10°C/Sの冷却速度で冷却し製造することにより、SM400鋼はJISG 3106に規定された炭素当量が0.21〜0.25%に、SM490鋼は0.29〜0.37%に低炭素当量化するとともにその範囲を縮小し、鋼片種類を集約することを特徴とする制御圧延による低炭素当量圧延形鋼の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/00 ,  B21B 1/08 ,  B21B 45/00 ,  C21D 11/00 104
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-143224
  • 特開平4-103720
  • 特開平4-154917
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