特許
J-GLOBAL ID:200903097928247138

潤滑油基油を製造するための水素転化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-534619
公開番号(公開出願番号):特表2002-505371
出願日: 1999年02月12日
公開日(公表日): 2002年02月19日
要約:
【要約】少なくとも90重量%の飽和分と少なくとも105の粘度指数を有する潤滑油基油を製造する方法であって、この潤滑油基油は、供給原料を溶剤抽出してラフィネートを製造し、ラフィネートを溶剤脱蝋し、溶剤脱蝋ラフィネートを二段水素転化域で選択的に水素転化し、次いで水素精製域および脱蝋域で処理することによって製造される。
請求項(抜粋):
少なくとも90%の飽和分を満足する潤滑油基油を、潤滑油供給原料の溶剤精製で製造されるラフィネートを選択的に水素転化することによって製造する方法であって、該方法は、(a)潤滑油供給原料を溶剤抽出域に導いて、そこから芳香族リッチのエキストラクトとパラフィンリッチのラフィネートとを分離すること、(b)ラフィネートを溶剤脱蝋条件で溶剤脱蝋して脱蝋油原料を得ること、(c)脱蝋油原料を第一の水素転化域に通して、非酸性水素転化触媒の存在下に、340〜420°Cの温度、1000〜2500psigの水素分圧、0.2〜3.0LHSVの空間速度および500〜5000Scf/Bの水素対原料比で、脱蝋油原料を処理して第一の水素転化脱蝋油を製造すること、(d)第一の水素転化域からの水素転化脱蝋油を第二の水素転化域に通して、非酸性水素転化触媒の存在下に、第二の水素転化の温度が第一の水素転化域における温度以下である340〜400°Cの温度、1000〜2500psigの水素分圧、0.2〜3.0LHSVの空間速度および500〜5000Scf/Bの水素対原料比で、水素転化脱蝋油を処理して第二の水素転化脱蝋油を製造すること、(e)第二の水素転化脱蝋油を水素精製域に通して、水素精製触媒の存在下に、260〜360°Cの温度、1000〜2500psigの水素分圧、0.2〜5LHSVの空間速度および500〜5000Scf/Bの水素対原料比で、第二の水素転化脱蝋油を低温水素精製に附して水素精製脱蝋油を製造すること、(f)水素精製脱蝋油を分離域に通して、約250°C未満の沸点を有する生成物を除去すること、そして(g)工程(f)から得られる水素精製脱蝋油を脱蝋域に通して、接触脱蝋条件で、水素と、金属水素化成分および結晶質の10または12環モレキュラーシーブとを含む接触脱蝋触媒との存在下に、水素精製脱蝋油を接触脱蝋することを含む。
IPC (4件):
C10G 73/06 ,  C10G 45/60 ,  C10G 45/64 ,  C10G 47/04
FI (4件):
C10G 73/06 ,  C10G 45/60 ,  C10G 45/64 ,  C10G 47/04
Fターム (2件):
4H029CA00 ,  4H029DA00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-115490
  • 特公昭50-026561
  • 特開平3-115490
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