特許
J-GLOBAL ID:200903097928772216

並列運転インバータの電圧補正回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-177204
公開番号(公開出願番号):特開2004-023922
出願日: 2002年06月18日
公開日(公表日): 2004年01月22日
要約:
【課題】複数のインバータが並列運転する場合に配線インピーダンスが等しくないことが原因で生じる横流を抑制できるようにすることにある。【解決手段】第1加算器13と全波整流回路14で両UPS1P2の出力電流を合計し直流に変換する。切り換え盤4から負荷3までのインピーダンスを負荷線路インピーダンス設定器15で設定し、1号UPS1から切り換え盤4までのインピーダンスを1号線路インピーダンス設定器16で設定する。第1乗算器17は合計電流値と負荷線路インピーダンス設定値とを乗算して負荷線路の電圧降下値を演算する。除算器18は合計電流値をUPS並列運転台数で除算して1台当たりの電流値を演算する。第2乗算器19は1台当たりの電流値と1号線路インピーダンス設定値とを乗算して1号線路の電圧降下値を演算する。第2加算器20は負荷線路電圧降下値と1号線路電圧降下値を加算し、電圧制御回路5はこの加算結果に基づいて1号UPS1の出力電圧を制御する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数のインバータを母線に対して並列に接続し、この母線から負荷へ交流電力を供給する並列運転インバータにおいて、 各インバータが出力する電流瞬時値の合計値を演算する第1加算器と、この電流瞬時値合計値を直流値に変換する整流器と、前記母線から負荷までの配線のインピーダンスを設定する負荷線路インピーダンス設定器と、各インバータから母線までの配線のインピーダンスを別個に設定するインバータ線路インピーダンス設定器と、前記整流器が出力する合計電流値と負荷線路インピーダンス設定値との積から負荷線路の電圧降下を演算する第1乗算器と、前記整流器が出力する合計電流値を並列運転中のインバータ台数で除算してインバータ1台当たりの電流値を演算する除算器と、このインバータ1台当たりの電流値と該当するインバータのインバータ線路インピーダンス設定値との積から、該当するインバータ線路の電圧降下を演算する第2乗算器と、これら第1乗算器の演算結果と第2乗算器の演算結果の和を演算する第2加算器とを該当するインバータに備え、該当するインバータの出力電圧をこの第2加算器の演算値で補正することを特徴とする並列運転インバータの電圧補正回路。
IPC (2件):
H02M7/48 ,  H02J3/38
FI (2件):
H02M7/48 D ,  H02J3/38 N
Fターム (9件):
5G066HA08 ,  5G066HB03 ,  5H007AA17 ,  5H007BB05 ,  5H007CC05 ,  5H007DA05 ,  5H007DA06 ,  5H007DB01 ,  5H007DC02

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