特許
J-GLOBAL ID:200903097929565370

熱可塑性樹脂発泡体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-099208
公開番号(公開出願番号):特開平11-291318
出願日: 1998年04月10日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 熱可塑性樹脂に発泡剤を圧入して発泡体を得る押出発泡法において、二酸化炭素を含む発泡剤が、発泡剤の移送配管内ないしポンプ中で気化、または固化し、発泡剤の圧入が停止する事態を回避して、安定的に二酸化炭素を含む発泡剤を押出機中に圧入し熱可塑性樹脂発泡体を得る。【解決手段】 発泡剤送液ポンプを冷却すること。発泡剤を貯槽より送り出す前に配管内を気体または液体で加圧すること。貯槽を事前に加圧すること。以上の1以上の操作を二酸化炭素の配合量等に応じて適宜組み合わせて実施する。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂を高温、高圧下で溶融し、発泡剤を発泡剤貯槽から押出機に送液ポンプを用いて押出機に送り、押出機内に圧入した後、該溶融熱可塑性樹脂と該発泡剤を混練及び冷却しながら発泡性ゲルを作り、該ゲルをダイを通じて低圧領域に押し出すことで発泡体を得る押出発泡成形において、該発泡剤が二酸化炭素を含み、次の(A)及び/又は(B)及び/又は(C)を実施することを特徴とする熱可塑性樹脂発泡体の製造方法。(A)(イ)該発泡剤を貯槽から送出開始する前に、該貯槽から押出機圧入部に至る配管内を液体で充満させる、又は、(ロ)該発泡剤を貯槽から送出開始する前に、該貯槽から押出機圧入部に至る配管内を圧力10Kgf/cm2以上の気体で充満させる。(B)二酸化炭素を含む発泡剤の貯槽を貯槽内の温度における二酸化炭素の蒸気圧をこえた圧力に加圧する。(C)送液ポンプを気温より低い温度、好ましくは0°C以下に冷却する。
IPC (2件):
B29C 47/00 ,  C08J 9/12
FI (2件):
B29C 47/00 ,  C08J 9/12

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