特許
J-GLOBAL ID:200903097931494375

ホールカッター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-318222
公開番号(公開出願番号):特開平5-154709
出願日: 1991年12月02日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 切り屑の排出がスムーズで切削抵抗の小さいホールカッターを提供する。【構成】 第1の切刃3は回転方向側の前方で、かつボデー内側に位置する内側刃先11と、回転方向側の後方で、かつボデー外側に位置する外側刃先12とを有している。従って、切り屑の削出位置も前後にずれ切り屑は互いにからみにくくなる。第2の切刃4の刃先14は鈍角状をなし、その頂点は刃先のセンター付近である。第2の切刃4の刃先14の頂点部分は第1の切刃3の刃先10に対し前記送り方向に前進形成され、頂点部分の両端側部分は第1の切刃3の刃先10よりもボデーの送り方向において後退している。このため、削出される切り屑は幅の狭い厚い切り屑となり、からみにくく排出がスムーズである。
請求項(抜粋):
軸線(18)を中心とした回転及び軸線(18)に沿う送りが付与される円筒形のボデー(1)と、そのボデー(1)の端部周縁に等間隔に配列された4個以上の切刃(3,4)と、その切刃(3,4)の間に位置するように前記ボデー(1)の端部周縁に形成された切り屑排出用ガレット(5)と、切刃(3,4)はそれぞれ同一角度のすくい面(8a,8b)を有することと、前記切刃(3,4)は第1の切刃(3)と第2の切刃(4)とにより構成されていることと、その切刃(3、4)は同一角度の逃げ角を有することと、前記第1の切刃(3)は回転方向側の前方で、かつボデー内側に位置する内側刃先(11)と、回転方向側の後方で、かつボデー外側に位置する外側刃先(12)とを有していることと、前記第2の切刃(4)の刃先(14)は鈍角状をなし、その頂点は刃先(14)のセンター付近であることと、前記第2の切刃(4)の刃先(14)の頂点部分は前記第1の切刃(3)の刃先(10)に対し前記送り方向に前進して形成され、前記頂点部分の両端側部分は第1の切刃(3)の刃先(10)よりもボデーの前記送り方向において後退していることとを特徴としたホールカッター。

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