特許
J-GLOBAL ID:200903097933494259

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-193875
公開番号(公開出願番号):特開平5-039786
出願日: 1991年08月02日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【構成】固定スクロールの巻終り部分半巻を旋盤加工により、シート面引の内径ができるだけ小さくできるように加工し、固定スクロール2の外径を小さくし、加工性向上を図る。また、この部分に溝部50を設け、油溜り52から連通路51を通り、強制給油する。【効果】固定スクロールの外径が小さくでき、スクロール圧縮機の小形化が図れる。このため、発生する固定スクロールの歯先と旋回スクロールの歯底のかじり現象の発生を防ぐことができる。
請求項(抜粋):
鏡板にうず巻状のラップを直立して設けた固定スクロール部材および旋回スクロール部材のラップを互いに内側にしてかみ合わせ、フレームで前記固定スクロール部材を支持し、前記旋回スクロール部材をフレームに支承された回転軸に連接される偏心軸部に係合し、前記旋回スクロール部材を自転することなく前記固定スクロール部材に対して旋回運動させ、前記固定スクロール部材には中心部に開口する吐出口と外周部に開口する吸入口を設け、前記吸入口よりガスを吸入し、前記両スクロール部材で形成される密閉空間を中心方向に移動させ、容積を減少してガスを圧縮し、前記吐出口より圧縮ガスを吐出するスクロール圧縮機において、前記固定スクロールの巻終り端から半巻に相当する歯先部分に、溝部を設け、油溜りを形成したことを特徴とするスクロール圧縮機。

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