特許

J-GLOBAL ID：200903097938367670

磁気抵抗効果型磁気ヘッド

発明者： 渡辺 克朗 ,  荒井 礼子 ,  岡田 智弘 ,  中本 一広 ,  川邉 隆
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 鵜沼 辰之
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-310679
公開番号（公開出願番号）：特開平9-153205
出願日： 1995年11月29日
公開日（公表日）： 1997年06月10日
要約：

【要約】【課題】 磁気抵抗効果膜に縦バイアス磁界を印加するために設けられた縦バイアス印加層の磁化の方向をより安定にし、バルクハウゼンノイズがなく、再生特性の変動が小さい磁気抵抗効果型磁気ヘッドを提供する。【解決手段】 磁気抵抗効果膜の両脇に配置した縦バイアス印加層24の形状を、媒体対向面に垂直な方向の高さHと、媒体対向面に平行で磁気抵抗効果膜面に平行な方向の幅Wとの比を、1以下、即ち、H≦Wとする。それにより、縦バイアス印加層24の磁化を、縦バイアス磁界の方向に安定化することができるため、外部磁界が作用しても、再生特性が変動しない磁気抵抗効果型磁気ヘッドを提供できる。

請求項（抜粋）：

磁気抵抗効果を用いて磁気的信号を電気的信号に変換する磁気抵抗効果膜と、前記磁気抵抗効果膜に信号検出電流を流すための一対の電極と、前記磁気抵抗効果膜に縦バイアス磁界を印加するために前記磁気抵抗効果膜の両脇に設けられた縦バイアス印加層とを有する磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、前記縦バイアス印加層の各々は、媒体対向面に垂直な方向の高さと、媒体対向面に平行で前記磁気抵抗効果膜面に平行な方向の幅との比が、1以下であることを特徴とする磁気抵抗効果型磁気ヘッド。