特許
J-GLOBAL ID:200903097947700463

電気車制御装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-004824
公開番号(公開出願番号):特開平8-196001
出願日: 1995年01月17日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】 発電ブレーキ回路を有する誘導電動機駆動の直流電気車の制御装置において、ブレーキ抵抗器の小形軽量化と過熱防止及び電気ブレーキの頻度を高めることによる空気ブレーキシューの磨耗防止を目的とする。【構成】 インバータ回路9の入力側は、遮断器2とリアクトル3及び第1の電流検出器4が直列にされてパンタグラフ1と大地とへ接続され、チョッパ回路5とブレーキ抵抗器6との直列回路と、コンデンサ7及び電圧検出器8が並列に接続される。インバータ回路9の出力側には、三相のうち少なくとも二相に第2の電流検出器10a, 10bを挿入した上で、電気車駆動用誘導電動機11が接続される。電気ブレーキ時にコンデンサ7の電圧が上昇した場合はチョッパ回路により抵抗器6の電流を加減する制御を行い、各検出器4,8,10a, 10b及びインバータ回路9からの信号から演算して、抵抗器6での電力損失が所定値を越えた場合に保護回路12によりチョッパ回路5を停止する。
請求項(抜粋):
架線に遮断器を介して直列に接続されたリアクトルと、該リアクトルに流れる電流を検出する第1の電流検出器と、前記リアクトルを介して架線から供給される直流電力を変換して電気車駆動用誘導電動機に三相交流電力を供給するインバータ回路と、該インバータ回路に並列に接続されたコンデンサと、該コンデンサの両端の電圧を検出する電圧検出器と、前記コンデンサに並列に接続された発電ブレーキ用の抵抗器とチョッパ回路との直列回路と、前記インバータ回路と前記誘導電動機との間で少なくとも二相の電流を検出する第2の電流検出器とを有し、電気ブレーキ時に前記コンデンサの電圧が上昇した場合は前記チョッパ回路により前記抵抗器の電流を加減する制御を行う電気車制御装置において、前記抵抗器の電力損失が所定値より大きくなった場合に前記チョッパ回路を停止させる保護回路を具えてなることを特徴とする電気車制御装置。
IPC (5件):
B60L 3/00 ,  B60L 7/22 ,  B60L 9/18 ,  H02P 3/18 ,  H02P 3/18 101
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭58-019101
  • 特開昭62-077003
  • 特開平1-308102

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