スペクトラム拡散通信システム

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：鈴江武彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-150175
公開番号（公開出願番号）：特開平7-099488
出願日： 1994年06月30日
公開日（公表日）： 1995年04月11日
要約：

【要約】【目的】本発明は、通信チャネルの占有状況を検出でき、干渉信号に原因する通信不能を回避できるスペクトラム拡散通信システムを提供する。【構成】各フレームごとに信号A、B、C、Dによる4系統の通信が実行され、それぞれの信号A、B、C、Dについて3フレームを1周期として自分の属するシステムを表す共通拡散符号で変調された信号AS、BS、CS、DSが挿入されているものとすると、通信を開始しようとする端末は、受信周波数を周波数1、2、3に順に合わせて、それぞれ1周期以上にわたり各フレームについて受信信号の中から共通拡散符号で変調された信号AS、BS、CS、DSを検出し、その時の信号レベルを求め、これら一連の処理結果から各フレームがそれぞれ幾つのスペクトラム拡散信号で占有されているか判断し、混信の最も少ない通信に最適な周波数チャネルを選択する。

請求項（抜粋）：

複数の端末が一つ周波数帯域幅を時間的、空間的に共有しながら通信を行うスペクトラム拡散通信システムにおいて、各端末は、通信信号中に自分の属するシステムを表す拡散符号で拡散変調された通信信号を周期的に挿入し、前記システムの他の各端末は、受信信号から前記共通拡散符号で変調された通信信号を検出するとともに、該検出結果から各通信チャネルを占有するスペクトラム拡散信号の数を検出可能にしたことを特徴とするスペクトラム拡散通信システム。

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