特許
J-GLOBAL ID:200903097950497229
回転切削工具、タップ、およびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-347076
公開番号(公開出願番号):特開2004-174698
出願日: 2002年11月29日
公開日(公表日): 2004年06月24日
要約:
【課題】硬質被膜をコーティングしたタップにおいて、切り屑の噛み込みを防止して折損や刃欠けを抑制し、工具寿命を向上させる。【解決手段】ねじ部12の表面に硬質被膜28が設けられているが、切れ刃22のすくい面32を含む直溝20では硬質被膜28が除去されて工具基材24が露出しているため、そのすくい面32に摺接させられる切り屑が巻き易くなり、噛み込みによる刃欠けや折損などが抑制される。一方、すくい面32の硬質被膜28が除去されると、すくい面摩耗が促進される可能性があるが、めねじの寸法精度に基づいて工具寿命を判定する場合、一般にすくい面摩耗よりも逃げ面摩耗が問題になり、切れ刃22の刃先部分およびそれに続く逃げ面30が硬質被膜28によって構成されて本発明品によれば、その逃げ面摩耗が抑制され、工具の折損が抑制されることと相まって全体として工具寿命が長くなる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
切れ刃が形成された刃部を有する回転切削工具において、
前記刃部の表面には硬質被膜が設けられているとともに、前記切れ刃のすくい面では該硬質被膜が除去されて工具基材が露出している
ことを特徴とする回転切削工具。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
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