特許
J-GLOBAL ID:200903097955450972
2質量フライホイール
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-519726
公開番号(公開出願番号):特表平8-507133
出願日: 1994年03月04日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】車両用の2質量フライホイール(10)であって、制限角度範囲を相対回転するように取付けられた2個の同軸配置フライホイール質量体(11,12)を有している。これら質量体は、リンク機構(40)により相互連結されている。各リンク機構は、一方のフライホイール質量体(11)に旋回可能に連結(43)された第1リンク(41)と、他方のフライホイール質量体(12)に旋回可能に連結(44)された第2リンク(42)と、第1及び第2のリンク(41,42)を旋回可能に連結する旋回軸(45)とから成っている。このリンク機構は、また、フライホイール回転時には半径方向外方へ運動する傾向を有し、フライホイール質量体の相対回転を制御する。フライホイール質量体の半径方向外方縁部にはクッション部材(54,55)が備えられている。これらのクッション部材は、フライホイール質量体の相対回転限界点に弾性的な行程終端ストッパとして機能する。
請求項(抜粋):
車両用の2質量フライホイール(10)であって、制限角度範囲を相対回転するように取付けられた2つの同軸配置フライホイール質量体(11,12)と、これら2つのフライホイール質量体を相互に連結する複数の旋回リンク機構(40)とが備えられており、各リンク機構(40)が、一方のフライホイール質量体(11)に旋回可能に連結された第1リンク(41)と、他方のフライホイール質量体(12)に旋回可能に連結された第2リンク(42)と、第1と第2のリンクを旋回可能に連結する旋回軸(45)とを有しており、更に前記リンク機構が、フライホイール回転時に半径方向外方へ移動する傾向を有するように構成され、また、フライホイール質量体の少なくとも一方(11)がクッション部材(54,55)を備え、少なくとも一方の方向の相対回転運動時に相対回転の限界点において他方のフライホイール質量体(12)に接触するようにした形式のものにおいて、 前記一方のフライホイール質量体(11)のクッション部材(54,55)が、他方のフライホイール質量体(12)の半径方向外方の縁部(36)と接触することを特徴とする、車両用の2質量フライホイール。
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