特許
J-GLOBAL ID:200903097957004600

排ガス中のダイオキシン類の熱分解装置及びこれを用いた熱分解方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-114845
公開番号(公開出願番号):特開2000-300950
出願日: 1999年04月22日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】 熱分解処理後にダイオキシン類の再合成を防止し、高熱回収率、高熱分解効率、低NOx、省ランニングコストでダイオキシン類の熱分解を行う。【解決手段】 少なくとも二つ以上の蓄熱式熱交換器と、その間に設けられた熱分解室を有し、所定のタイミングで排ガスの流れを切り替えて運転する排ガスの熱分解手段を使用し、導入する排ガスの加熱温度を800°C以上、冷却速度を3000°C/s以上、冷却温度を250°C以下とするか、あるいは、導入する排ガスを冷却する冷却装置と組み合わせて、冷却温度が250°C以下になるように、導入する排ガスの冷却量を制御する。
請求項(抜粋):
第1の蓄熱体を収容する第1の蓄熱式熱交換器と、及び第2の蓄熱体を収容する第2の蓄熱式熱交換器と、該第1及び第2の蓄熱式熱交換器の間に配置された熱分解室とを含むダイオキシン類含有排ガス中のダイオキシン類を熱分解する装置であって、該排ガスを第1の蓄熱式熱交換器を通して800°C以上に昇熱し、該熱分解室にて該排ガス中のダイオキシン類の熱分解を行ない、ダイオキシン類が熱分解された排ガスを第2の蓄熱式熱交換器を通して3000°C/s以上の冷却速度で250°C以下の温度まで冷却し、冷却された排ガスを排出することからなる第1の排ガス処理系と、該排ガスを第2の蓄熱式熱交換器を通して800°C以上に昇熱し、該熱分解室にて該排ガス中のダイオキシン類の熱分解を行ない、ダイオキシン類が熱分解された排ガスを第1の蓄熱式熱交換器を通して3000°C/s以上の冷却速度で250°C以下の温度まで冷却し、冷却された排ガスを排出することからなる第2の排ガス処理系とを切り替えるため、該排ガスの導入及び排出の経路を切り替える手段を具備することを特徴とするダイオキシン類の熱分解装置。
IPC (2件):
B01D 53/70 ,  B01D 53/34 ZAB
FI (2件):
B01D 53/34 134 E ,  B01D 53/34 ZAB
Fターム (16件):
4D002AA21 ,  4D002AC02 ,  4D002AC10 ,  4D002BA05 ,  4D002BA12 ,  4D002BA13 ,  4D002CA20 ,  4D002EA02 ,  4D002GA01 ,  4D002GA02 ,  4D002GA03 ,  4D002GB01 ,  4D002GB02 ,  4D002GB03 ,  4D002GB11 ,  4D002GB20
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 熱分解装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-051051   出願人:田賀喜一
  • 特表平6-510222
  • 特表平6-510222

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