特許
J-GLOBAL ID:200903097958381246

ガラス片とガラスくず混合物またはそのような物からなる溶融体の加熱ガスによる予熱方法および平型熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 亮一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-090143
公開番号(公開出願番号):特開平6-009225
出願日: 1993年04月16日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】ガラス片とガラスくず混合物等からなる溶融体から水蒸気を凝縮させずに除去し、平形熱交換器内の流通を円滑にする。【構成】ガラス片とガラスくず混合物等からなる溶融体は通常湿っているため、熱交換器(10)中で予熱すると粘着したり橋かけを起こす傾向があり、熱交換器(10)中を通過するときブロック化して流通不能となる。この欠点を除くため溶融体の乾燥ゾ-ンを予熱の前に設ける。溶融体の導入範囲の乾燥ゾ-ンに高温加熱ガスを個別に導入して、すでに冷却された加熱ガス流中で溶融体の湿気が蒸発される。同時に加熱された溶融体が中空室を通過し水蒸気は外部へ逃散される。これによって凝縮が避けられ、予熱用の乾燥された流動、流通性の溶融体が得られる。
請求項(抜粋):
溶融体が、重力の影響下に多数の狭い円柱内を垂直下方に移動し、これと反対方向の加熱ガス流によって、間接熱交換中に予熱され、円柱内溶融体の温度が上方から下方へ上昇し続ける一方、加熱ガス流の温度が下方から上方へ次第に低下する、ガラス片とガラスくず混合物またはそのような物からなる溶融体を加熱ガスにより予熱する方法において、湿った溶融体の乾燥手段が予熱ゾ-ンに接続され、溶融体導入ゾ-ンへの高温加熱ガスの個別導入により、すでに冷却された加熱ガス流中の湿気が蒸発され、加熱された溶融体は水蒸気を外方へ排出できる中空室を通過することにより、凝縮が避けられ、乾燥された、流動、流通性の溶融体のみが予熱ゾ-ンに達することを特徴とする溶融体を加熱ガスにより予熱する方法。

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