特許
J-GLOBAL ID:200903097965846351

オレフィンの多段重合法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-290437
公開番号(公開出願番号):特開平6-206941
出願日: 1993年11月19日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【構成】 アルミノキサンと、ML1X(Mは遷移金属、xは原子価、少なくとも2個の配位子L1は、炭素数3〜10の炭化水素基を有する置換シクロペンタジエニル基など)で表されるメタロセンと、ML2X(少なくとも2個の配位子L2は、メチル基、エチル基から選ばれる配位子のみを2〜5個有する置換シクロペンタジエニル基)で表されるメタロセンとを含む触媒の存在下にエチレン・α-オレフィン共重合体[A]を製造する工程と、上記共重合反応が行われる重合器とは異なる重合器において、アルミノキサンと、メタロセンとを含む触媒の存在下にエチレン・α-オレフィン共重合体[B]を製造する工程とを含むオレフィンの多段重合方法。【効果】 熱安定性および成形性に優れ、かつ透明性、機械的強度に優れたフィルムを製造できるエチレン系共重合体組成物を得ることができる。
請求項(抜粋):
[I](a)有機アルミニウムオキシ化合物と、(b-I)下記一般式[b-I]で表される遷移金属化合物から選ばれる少なくとも1種と、ML1X ... [b-I](式中Mは、周期律表第IVB族から選ばれる遷移金属原子であり、L1は遷移金属原子Mに配位する配位子であり、これらのうち少なくとも2個の配位子L1は、シクロペンタジエニル基、メチルシクロペンタジエニル基、エチルシクロペンタジエニル基、または炭素数3〜10の炭化水素基から選ばれる少なくとも1種の基を有する置換シクロペンタジエニル基であり、(置換)シクロペンタジエニル基以外の配位子L1は、炭素数1〜12の炭化水素基、アルコキシ基、アリーロキシ基、トリアルキルシリル基、ハロゲン原子または水素原子であり、Xは遷移金属Mの原子価である。)(b-II)下記一般式[b-II]で表される遷移金属化合物から選ばれる少なくとも1種とを、ML2X ... [b-II](式中Mは、周期律表第IVB族から選ばれる遷移金属原子であり、L2は遷移金属原子に配位する配位子であり、これらのうち少なくとも2個の配位子L2は、メチル基およびエチル基から選ばれる配位子のみを2〜5個有する置換シクロペンタジエニル基であり、置換シクロペンタジエニル基以外の配位子L2は、炭素数1〜12の炭化水素基、アルコキシ基、アリーロキシ基、トリアルキルシリル基、ハロゲン原子または水素原子であり、Xは遷移金属原子Mの原子価である。)含むオレフィン重合用触媒(C1)の存在下にエチレンと炭素数3〜20のα-オレフィンとを共重合させ、エチレン・α-オレフィン共重合体[A]を製造する工程と、[II]上記共重合反応が行われる重合器とは異なる重合器において、(a)有機アルミニウムオキシ化合物と、(b-III)シクロペンタジエニル骨格を有する配位子を含む周期律表第IV族の遷移金属化合物とを、含むオレフィン重合用触媒(C2)の存在下にエチレンと炭素数3〜20のα-オレフィンとを共重合させ、エチレン・α-オレフィン共重合体[B]を製造する工程とを、含むことを特徴とするオレフィンの多段重合法。
IPC (3件):
C08F210/16 MJM ,  C08F210/16 MSU ,  C08F 4/642 MFG
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭60-035006
  • 特開平3-234717
  • エチレン系共重合体組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-290721   出願人:三井石油化学工業株式会社
審査官引用 (4件)
  • 特開昭60-035006
  • 特開昭60-035006
  • 特開平3-234717
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