特許
J-GLOBAL ID:200903097969928808

空気調和機のファン制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西森 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-056185
公開番号(公開出願番号):特開平11-237104
出願日: 1998年02月20日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 起動後、低回転の風量制限回転数RCU・RCLで各々保持される風量制限期間を経て目標回転数RtU・RtLにそれぞれ上昇される上ファンと下ファンとの二基の室内ファンを備えた床置形空気調和機の室内ユニットにおいて、バサバサ音を生じさせずに各ファンを目標回転数に増速させ得るファン制御装置を提供する。【解決手段】 先に風量制限が解除された上ファンの増速開始を、この上ファンに対する風量制限解除時よりも遅らせ、後から風量制限が解除される下ファンと同時に増速を開始する。これにより、各ファンの通過風量比が大きく変化せず、この結果、バサバサ音を発生させることなく、各ファンを風量制限回転数RCU・RCLから目標回転数RtU・RtLまで上昇させることができる。
請求項(抜粋):
室内ユニットの本体ケーシング(1)に吸込口(4)と複数の吹出口(2)(3)とを形成し、本体ケーシング(1)内における吸込口(4)に沿って位置する熱交換器(6)の背後空間から各吹出口(2)(3)にそれぞれ至る各吹出流路(10)(14)に、起動後、所定の低速回転状態で保持される風量制限期間を経て目標回転数へと増速される室内ファン(7)(8)をそれぞれ設けた空気調和機のファン制御装置であって、各室内ファン(7)(8)を低速回転状態から目標回転数まで増速させる際、先に風量制限が解除された室内ファン(7)の増速が、後で風量制限が解除され増速開始した室内ファン(8)と略並行に生じるように、先に風量制限が解除された室内ファン(7)をこの室内ファン(7)に対する風量制限解除時から遅らせて増速開始させる立上げ制御手段を設けていることを特徴とする空気調和機のファン制御装置。

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