特許
J-GLOBAL ID:200903097970750320
エコー・雑音抑制方法および多チャネル拡声通話システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
宮崎 昭夫
, 伊藤 克博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-370606
公開番号(公開出願番号):特開2005-136701
出願日: 2003年10月30日
公開日(公表日): 2005年05月26日
要約:
【課題】 実際の目的音源の方向と音像定位方向が一致し、同時に雑音とエコーを抑圧する多チャネル拡声通話装置を提供する。【解決手段】 マイクロホン2021〜202Mは主マイクロホンアレーを構成し、マイクロホン2121〜212Mは従マイクロホンアレーを構成している。主マイクロホンアレー側の回路内のフィルタ係数決定部200は、主マイクロホンアレー側回路の収音フィルタ2031〜203Mおよび受話フィルタ2041,2042の係数を、マイクロホン信号および受話信号に基づいて決定する。従マイクロホンアレー側の回路内の受話フィルタ係数決定部210は、フィルタ係数決定部200から転送されてきた収音フィルタ係数をコピーし、送話信号中のエコー成分を抑圧する条件で受話フィルタ2141,2142の係数を算出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数のマイクロホンからなるマイクロホンアレーをQ個(Q≧2)有し、各マイクロホンアレーの回路において、マイクロホン信号を収音フィルタでフィルタリングすると同時にP個(P≧2)のチャネルの受話信号を受話フィルタでフィルタリングし、さらにフィルタ出力を加算して送話信号とすることによってQチャネル送話信号を生成する多チャネル拡声通話システムにおいて、
前記マイクロホンアレーを主マイクロホンアレーと従マイクロホンアレーとに分け、
主マイクロホンアレー側の処理で、送話信号中のエコー成分が抑圧され、雑音成分が抑圧される条件で主マイクロホンアレー側の収音フィルタおよび受話フィルタの係数を算出し、該収音フィルタの係数を従マイクロホンアレー側の処理に転送し、
従マイクロホンアレー側の処理で、転送されてきた収音フィルタの係数を従マイクロホンアレー側の収音フィルタに設定するとともに、該収音フィルタの係数をもとに、送話信号中のエコー成分が抑圧される条件で従マイクロホンアレー側の受話フィルタの係数を算出することを特徴とするエコー・雑音抑制方法。
IPC (4件):
H04M1/60
, H04R1/40
, H04R3/00
, H04S7/00
FI (4件):
H04M1/60 C
, H04R1/40 320A
, H04R3/00 320
, H04S7/00 Z
Fターム (8件):
5D018BB22
, 5D020BB06
, 5D020BB07
, 5D062CC13
, 5K027BB03
, 5K027DD07
, 5K027DD10
, 5K027HH03
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