特許
J-GLOBAL ID:200903097975902918

安全切換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-317228
公開番号(公開出願番号):特開平6-223663
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 作動装置のスイッチの入った状態すなわち作動装置の危険な切換状態を必要な時間だけ維持したままでも、特に2個のメインスイッチにおいて故障を瞬時に認識できる安全切換装置を提供する。【構成】 安全切換装置は、電源11とアクター12a、12bの各々との間に配置された2個のメインスイッチ14a、14bを備える。センサー信号入力端子15a、15bとメインスイッチ14a、14bとの間に通常は閉じている制御可能な補助スイッチ16a、16bを配置し、テストポーズの間、それぞれ補助スイッチ16a、16bに接続されたメインスイッチ14a、14bも開いているか否かを試験するテスト回路21a、21b、24a、24b;27a、27b;36a、36bを備える。
請求項(抜粋):
電流のオン状態と共通の作動装置(22)を動作状態にするセンサー切換信号(13a、13b)とに応じて例えば継電器などの2個のアクター(12a、12b)の電源(11)のスイッチを開閉するための安全切換装置であって、電源(11)と好ましくは接地されたアクター(12a、12b)の各々との間に配置された2個のメインスイッチ(14a、14b)を備える安全切換装置において、アクター(12a、12b)には慣性があり、メインスイッチ(14a、14b)に故障のない状態でメインスイッチ(14a、14b)が短時間だけ開状態となっても、この開状態だけではメインスイッチ(14a、14b)に接続された作動装置(22)を非動作状態にするには不十分であるので、センサー信号入力端子(15a、15b)とメインスイッチ(14a、14b)との間に通常は閉じている制御可能な補助スイッチ(16a、16b)を配置し、センサー閉信号を受信してメインスイッチ(14a、14b)が閉じている時にはテスト生成器(45)によって補助スイッチ(16a、16b)を短時間だけ開いて一定間隔の時間遅れで第1の制御入力側(19a、19b)を介して相手方の補助スイッチ(16a、16b)にテストポーズを供給し、テストポーズの間、それぞれ補助スイッチ(16a、16b)に接続されたメインスイッチ(14a、14b)も開いているか否かを試験するテスト回路(21a、21b、24a、24b;27a、27b;36a、36b)を備え、テストポーズの間、メインスイッチ(14a、14b)が開いていなければ、相手方に対応する補助スイッチ(16b、16a)を開状態に設定し、この状態を連続的に維持することを特徴とする安全切換装置。

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