特許
J-GLOBAL ID:200903097979636210

推力偏向装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-335025
公開番号(公開出願番号):特開2002-138903
出願日: 2000年11月01日
公開日(公表日): 2002年05月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】従来装置で機体のピッチ/ヨー方向の偏向角を大きくとる場合、ピッチ/ヨーの連成振動が生じ易く偏向角誤差が大きくなる不具合を解消できる推力偏向装置を提供する。【解決手段】推力偏向装置は、ロケットエンジンの推力軸の方向を制御し、推力室先端部に同心状に連結したヨースライダ、ヨースライダ先端部に連結され、推力軸心回りに回動自在にしたピッチスライダ、機体後端部にヨー及びピッチ方向に回動自在に枢支され、ヨー及びピッチスライダを拘束し、回動に対応し位置を変更させるガイドレール、ガイドレールをヨー及びピッチ方向に個別に回動させ、ヨー及びピッチスライダ位置を変え推力軸方向を所望方向に変更し、推力偏向角を独立に設定するアクチュエータを設けた。
請求項(抜粋):
ヨーアクチュエータとピッチアクチュエータとにより、ロケットエンジンの推力軸の方向を制御して、飛しょう体の飛しょう方向を制御するロケットエンジンの推力偏向装置において、推力室先端部に前記推力軸と同心状に連結されたヨースライダと、前記ヨースライダの先端部に同心状に連結され、軸心回りに回動自在にされたピッチスライダと、機体後端部に両端がヨー方向及びピッチ方向の回動を自在にして枢支され、前記ヨースライダ及びピッチスライダをそれぞれ拘束するとともに、回動して位置を変更させるガイドレールと、前記ガイドレールをヨー方向及びピッチ方向にそれぞれ回動させるアクチュエータとからなり、前記アクチュエータの駆動により前記ガイドレールを個別に作動させ、前記ヨースライダ及びピッチスライダの位置を個別に変え、前記推力軸方向を所望方向に変更するヨー推力偏向角及びピッチ推力偏向角が独立に設定できることを特徴とする推力偏向装置。
IPC (2件):
F02K 9/90 ,  B64G 1/00
FI (2件):
F02K 9/90 ,  B64G 1/00 E

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