特許
J-GLOBAL ID:200903097984939816
メツセージパス方式
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三好 秀和 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-204286
公開番号(公開出願番号):特開平5-046564
出願日: 1991年08月14日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】 各プロセッサが効率良くメモリを使用し、転送効率の良い情報交換を行なうことができるようにする。【構成】 この発明のメッセージパス方式では、プロセッサは情報交換のためにバッファプールから必要なだけブロックを切り離して交信エリアとして利用し、また、プロセッサが連続してメッセージを送りたいときには、交信相手に割込み信号をチェインブロックの先頭番地と共に送信した後、再度バッファプールよりいくつかのブロックを切り離して交信エリアを獲得して送信するするようにして、メモリ効率の改善と転送効率の改善を図る。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサが共通にアクセスすることができる共有メモリを介して、相互に情報交換を行なうメッセージパス方式において、前記共有メモリをそれぞれのプロセッサが管理するプロセッサ管理領域に分割し、それぞれのプロセッサ管理領域を一定長のメモリエリアから成るブロックに分割し、各ブロック中に、連結する次のブロックの先頭番地と連結された前のブロックの先頭番地とを格納する制御エリアを設け、各ブロックの制御エリアに前記先頭番地を指定することにより、関連するすべてのブロックを連結させてバッファプールを構成し、情報を送信するプロセッサは、前記バッファプールからいくつかのブロックを切り離し、切り離したブロックへ情報を書き込み、情報交換する相手へ、前記情報を書き込んだブロックチェインの先頭ブロックの先頭番地を割り込み信号と共に送信し、情報を受信するプロセッサは、前記割込み信号を検出すると、前記送信側プロセッサが情報を書き込んだブロックチェインを、処理プログラムの管理する処理待ちチェインへ、前記ブロック中に設けた制御エリアの内容を書き換えることにより連結し、処理プログラムにより前記情報が処理された後には、受信側プロセッサは、前記送信側プロセッサから渡され処理が完了したブロックチェインの情報内容を処理が完了したことを示す情報に書き換え、そのブロックチェインの先頭ブロックの先頭番地を割り込み信号と共に送信し、送信側プロセッサは、前記割込み信号を検出すると、前記受信側プロセッサが処理完了の情報を書き込んだブロックチェインを、処理プログラムの管理する処理待ちチェインへ、前記先頭ブロック中に設けられた制御エリアの内容を書き換えることにより連結し、処理プログラムが前記受信側プロセッサから渡された処理完了を示すブロックチェインを処理する場合には、そのブロックチェインの先頭ブロックの制御エリアの内容と、前記バッファプールのブロック中の制御エリアの内容を書き換え連結することにより、情報交換において用いたメモリブロックをバッファプールに戻すことを特徴とするメッセージパス方式。
引用特許:
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