特許

J-GLOBAL ID：200903097988026408

脈動式流体移送方法とその装置

発明者： 角田 有史 ,  鈴木 方人 ,  廣重 栄基 ,  村上 一志 ,  藤原 正志 ,  粉川 博
出願人/特許権者： 石川島播磨重工業株式会社
代理人 (1件)： 堀田 実 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-161735
公開番号（公開出願番号）：特開平8-028452
出願日： 1994年07月14日
公開日（公表日）： 1996年01月30日
要約：

【要約】【目的】 固形物を含む流体でも移送ができ、かつ、高効率で連続運転が可能であって、しかも、装置の長寿命と小型化を図ることができる脈動式流体移送方法とその装置を提供することにある。【構成】 方法は、中空の弾性可撓管を用い、かつ、入口から出口までの間の前記可撓管の外側の数か所の定点を該入口から出口へと順にある位相差をもって機械的の押圧とその解除とを繰り返して前記可撓管に連続的に脈動を与えることで、前記可撓管の内部の流体を該入口から出口へと移送する。また装置は、中空の弾性可撓管と、回転運動を直線的な往復運動に変換して前記可撓管に脈動を与える機構とを備え、かつ、この機構には、前記可撓管の外側の数か所の定点を入口から出口へと順にある位相差をもって押圧することとその押圧を解除することを繰り返すピストン状の押し部材を有する。

請求項（抜粋）：

入口から流体を吸入して出口からその流体を吐出する中空の弾性可撓管を用い、かつ、該入口から出口までの間の前記弾性可撓管の外側の数か所の定点を該入口から出口へと順にある位相差をもって機械的に押圧することとその押圧を解除することを繰り返して前記弾性可撓管に連続的に脈動を与える工程によって前記弾性可撓管の内部の流体を該入口から出口へと移送することを特徴とする、脈動式流体移送方法。