特許
J-GLOBAL ID:200903097994808523

スナック食品を調製する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-501326
公開番号(公開出願番号):特表2000-511763
出願日: 1996年06月03日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】調理オイルを使用することなくベーキングでスナック食品を調製する方法および装置は、ジャガイモ、ニンジン、バナナなどをスライス(11)に調製することで始まり、これらのスライスを表面脱水(16)してから約760°C(約1400°F)で赤外線あるいは裸火を含む高強度熱源(17)にさらして製品を白化し、酵素の作用を停止させ、その後、単一層に維持しながら約10%〜35%に水分が減るまで高温乾燥空気の吹き付けにさらす。次いで、スライスをパック状に凝集させ、水分含有量が約0.5〜2%に減るまで高温乾燥空気(19)内で乾燥させる。本装置は、製品コンベヤがそこを貫いて延びる断熱ハウジングを包含する。オーバーヘッドの赤外線バーナとアンダーニースの裸火バーナの組合せをベルトの全長に沿って高エネルギ熱ゾーンを作り出すように設置する。ベルトのほぼ全長にわたってその上下に空気吹き付けスキャッタ・スロットを設置し、それに重ねて設けた押えベルトで製品が散乱するのを防ぐ。移動高温乾燥空気を備えるドライヤ・ゾーンが設けてあり、製品水分量を所望の最終レベルまで減らす。
請求項(抜粋):
オイルを使用することなく未加工のジャガイモからぱりぱりのチップタイプ のスナック食品を調製する方法であって、 未加工のジャガイモを用意する段階と、 ジャガイモをばらばらのスライス片に切断する段階と、 スライスを水で洗うことによって澱粉成分、汁をジャガイモ・スライスから 除去する段階と、 スライスをほぼ単一層の状態に配置し、スライスを急速に移動する空気流に さらすことによってスライス表面から水分を除去し、スライスを約648.8 9〜871.11°C(約1200°F〜1600°F)の範囲の温度で赤外 線を含む高強度熱エネルギにさらしながらスライスをほぼ単一層の状態に維持 してスライスの水分量を減らし、スライスを白化するのに役立つ段階とを含み 、 エネルギ露出が、焦がすなどでスライスを汚すことなくジャガイモ・スライ スにおける酵素作用を消滅されるほどのものであり、 さらに、 スライスを、水分含有量が約10%から14%の範囲まで減るに充分な時間 にわたって急速移動する高温空気流にさらす段階と、 スライスを、スライス水分含有量を約0.5%から2%の範囲まで減らすほ どの時間にわたって約148.89°C(約300°F)よりも低い温度で乾 燥空気流にさらす段階と、 を含むことを特徴とする方法。

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