特許
J-GLOBAL ID:200903097998261170

太陽光利用型植物栽培ハウスにおける、軽(中)量鉄骨による 多層式省エネT、Iハウス

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-292278
公開番号(公開出願番号):特開平8-126438
出願日: 1994年11月01日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】省エネ型植物栽培ハウスを提供する。【構成】天井を多層1,2,3にし、側壁を多重4にする。天井、壁層内には太陽光発電を兼ねた、可動式パネル5を設置する。床下には冷暖切り替えに特徴のある蓄熱槽7、養液槽8予備室9を設ける。ダンパーユニット27はハウス天井3、又は中層2、上層1を貫通して設置し、各ダンパーの切り替えによって冷気、暖気の効率的移動を行う。屋上の排気ユニット44は、ダンパーユニット27の開口40の仕切りの上方にセットし、幕状のシートと、網状のシートを連結し、ロール間を巻き取る事によって開閉する。排気ユニット44の上方に、熱作動式可変ピッチファン及び、回転式風向排気口を取り付ける。
請求項(抜粋):
天井を多層(1,2,3)(または二層 )にし、側壁を多重(4)(または一重 )にする事によって、冷、暖房に効率のよい空気の流れを作り、外気温の直接の影響を受けず、ミスト冷房、層内暖気等で省エネが図れる。各層内、屋上、及び、外壁等には加湿、冷却、除塵、消毒等のため噴霧、散水装置等を取り付ける。新鮮空気(OA)はフイルター等(6)を介して導入し、直接ハウスには入れず、天窓等の開口部を無くし、害虫等の進入を防ぐ事によって、無農薬栽培が可能になるし、加湿、除湿やCO2制御がしやすくなる。天井、壁層内には太陽光発電を兼ねた、可動式パネル(5)等を設置する。また、可動式パネル(5)は、植物に適した光の強弱の調整、ハウス内温度の調整、断熱、保温等を行う。地上部の器具(可動式パネル、ダンパーユニット、排気ユニット及び付属品、給排気グリル等)は可能な限り透明な素材を使用する。床下には蓄熱槽(7)、養液槽(8)予備室(9)等を設ける。多層構造にする事によって、軽(中)量鉄骨でも必要な強度が確保でき、天井高が高く出来、TIパケット(別途特許申請中)立体水耕栽培等に適したハウスになる。たるき部(10)の中央は、陸梁部(11)に定尺物を使用したら、勾配のため棟木部で左右に開く。そこの屋上には排気ユニット(44)及び、冷却、除塵の為散水栓等を設置する。陸梁部(11)と上層(1)下の中たるき部(12)間は、中層(2)より広くとり、可動式パネルを取り付け、熱交換を良くする。中たるき部(12)、下たるき部(13)の水下部は内壁柱(14)までで止め、内壁柱(14)外壁柱(15)間は水平に胴つなぎ(16)を渡す。胴つなぎ(16)部及び内壁柱(14)外壁柱(15)間には適度の間隔で細筋かい(17)を入れ構造補強を行う。内壁柱(14)間、または、外壁柱(15)間には太筋かい(18)を入れ、敷げた(19)等を渡す。
IPC (3件):
A01G 9/14 ,  A01G 9/20 ,  A01G 9/24

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