特許
J-GLOBAL ID:200903098004160440
焼却灰の薬剤処理効果予測方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-274757
公開番号(公開出願番号):特開平10-118608
出願日: 1996年10月17日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 焼却灰の重金属固定化薬剤による処理効果を、簡易な分析法により迅速かつ的確に予測する。【解決手段】 焼却灰をリン酸系重金属固定化薬剤で処理するに当り、処理灰と水を混合し、得られた溶液の酸消費量又はリン酸イオン濃度を測定する。【効果】 焼却灰中に含まれる重金属のうち、Pb等は両性金属であり、焼却灰中のような酸消費量の高い系では、酸消費量が上昇するほど、水への溶解度が高くなる。リン酸系重金属固定化薬剤を用いる場合、薬剤の主成分であるリン酸イオンは重金属と結合して不溶性の塩を生成するため、過剰のリン酸イオンが存在すれば重金属溶出量は低くなる。従って、酸消費量又はリン酸イオン濃度を測定することにより、重金属固定化効果を予測することができる。
請求項(抜粋):
焼却灰に重金属固定化薬剤を添加して処理するに当り、該薬剤による処理効果を予測する方法であって、処理された焼却灰を水と混合し、得られた溶液の酸消費量を測定することを特徴とする焼却灰の薬剤処理効果予測方法。
IPC (3件):
B09B 3/00
, B09B 3/00 ZAB
, A62D 3/00
FI (3件):
B09B 3/00 304 G
, A62D 3/00
, B09B 3/00 ZAB
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