特許
J-GLOBAL ID:200903098014546230

ファイル記憶装置及びそのファイル管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-236922
公開番号(公開出願番号):特開平7-093106
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】 ファイルデータ書き込み時のパリティデータ生成処理の高速化及びファイルデータの読み出しエラーが発生した場合のデータ復元処理の高速化を図る。【構成】 アレイブロック管理テーブル22にアレイブロックがファイルデータ領域として使用されているか否かを示す使用フラグ22bとアレイブロック内のデータが全て0か否かを示すクリアフラグ22cを格納する。各フラグから未使用で未クリア状態のデータブロックを端末からのアクセス要求が無い時に検出し、このブロックデータと対応するパリティデータとでxor演算を行い、演算結果でパリティデータを更新し、データブロックのクリアフラグ22cをクリア済みに設定する。この後、クリア済みのデータブロックに対するデータの書き込みが発生した時に、パリティデータと書き込むデータとでxor演算を行い、演算結果でパリティデータを更新し、クリアフラグ22cを未クリア状態に設定する。
請求項(抜粋):
複数の第1記憶媒体にファイルのデータをブロック単位で分散して記憶するとともに、第2記憶媒体に前記各第1記憶媒体の同一ブロックのデータに対するパリティデータをブロック単位で記憶してなるファイル記憶装置において、前記各第1記憶媒体上の個々のデータブロックがファイルのデータ領域として使用されているか否かを示す第1フラグ情報を記憶する第1フラグ記憶手段と、前記個々のデータブロックの内容がクリア済みか否かを示す第2フラグ情報を記憶する第2フラグ記憶手段と、前記第1フラグ記憶手段及び第2フラグ記憶手段に記憶された各フラグ情報に基づき、未使用で且つ未クリア状態のデータブロックを検出する検出手段と、前記検出手段により検出されたデータブロックのデータとこのデータブロックに対応する前記第2記憶媒体上の前記パリティブロックのパリティデータとに基づいて前記パリティブロックの内容を更新し、前記データブロックに対する第2フラグ情報をクリア済みに設定する処理手段と、第1記憶媒体上のデータブロックに対する書き込みが生じた場合、前記第2フラグ情報を基にこのデータブロックがクリア済みか否かを判断し、クリア済みであればこのデータブロックに対応するパリティブロックのパリティデータと書き込むデータとに基づいて前記パリティブロックの内容を更新し、前記第2フラグ情報を未クリア状態に設定するパリティデータ作成手段とを具備することを特徴とするファイル記憶装置。
IPC (2件):
G06F 3/06 540 ,  G06F 3/06 305

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