特許
J-GLOBAL ID:200903098016994869

雑音消去方法及び雑音消去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-165117
公開番号(公開出願番号):特開平9-018291
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、収束時間の短縮と収束後の歪み(残留誤差)の低減を実現できる雑音消去方法及び雑音消去装置を提供することを目的とする。【構成】 第2の適応フィルタ6は入力端子2より参照信号を受けて疑似雑音信号を出力する。減算器7は音声入力端子1より入力された受信信号から適応フィルタ6の出力疑似雑音信号を減算し、減算結果を誤差信号として適応フィルタ6へ供給する。除算回路10は減算器7の出力誤差信号から得られた電力平均回路8の出力音声信号電力を、適応フィルタ6の出力疑似雑音信号から得られた電力平均回路9の出力雑音信号電力で除算し、結果として信号対雑音電力比(SNR)の推定値を出力する。ステップサイズ出力回路11は、信号対雑音電力比推定回路12の出力信号を入力として受けて、その入力SNR値に対応した値を第1の適応フィルタ3のステップサイズとして出力するように動作する。
請求項(抜粋):
参照入力端子から入力される参照雑音信号を適応フィルタに入力してフィルタ係数に従ったフィルタリングにより疑似雑音信号を生成させ、この疑似雑音信号と受信信号入力端子から入力される受信信号とを減算器により減算して誤差信号を生成させ、該誤差信号に基づいて前記適応フィルタのフィルタ係数を逐次修正することにより、前記減算器より雑音が消去された前記受信信号を出力する雑音消去方法において、前記参照信号と前記受信信号とをそれぞれ受け、前記適応フィルタと同様の適応フィルタを用いて生成した疑似雑音信号から誤差信号電力と疑似雑音信号電力を検出し、これら誤差信号電力と疑似雑音信号電力とから前記受信信号の信号対雑音電力比を推定し、推定した該信号対雑音電力比に対応した値を前記フィルタ係数の修正量として該フィルタ係数を適応的に変化させることを特徴とする雑音消去方法。
IPC (3件):
H03H 21/00 ,  G10K 11/178 ,  G10L 9/00
FI (3件):
H03H 21/00 ,  G10L 9/00 F ,  G10K 11/16 H

前のページに戻る