特許
J-GLOBAL ID:200903098017253307

塩化ビニルの重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-351335
公開番号(公開出願番号):特開平10-231302
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 水溶液で重合槽内壁等へ塗布することが可能で、重合速度や製品の諸物性に影響を与えずに、且つ重合槽等でのポリマー付着を極めて効果的に防止することが可能とし、重合終了毎に付着ポリマーの除去作業を実施する必要がなくなるため、重合毎にマンホールを開放しないクローズド重合が達成可能とする塩化ビニルの重合方法の提供。【解決手段】 塩化ビニル(共)重合させるのに際し、重合槽内壁及び重合操作中に前記モノマーが接触する装置部分に、予め、フェノチアジン類とアルデヒド類、またはフェノチアジン類およびナフトール類とアルデヒド類との初期縮合物に多価フェノール類をさらに反応して得られる共縮合物を含有するコーティング液を塗布する。
請求項(抜粋):
塩化ビニル単量体を単独で、または該単量体と共重合しうる単量体と共に、水性媒体中においてまたは塊状において、(共)重合させるのに際し、重合槽内壁及び重合操作中に前記モノマーが接触する装置部分に、予め、フェノチアジン類とアルデヒド類、またはフェノチアジン類およびナフトール類とアルデヒド類との初期縮合物に多価フェノール類をさらに反応して得られる共縮合物を含有するコーティング液を塗布することを特徴とする塩化ビニル系単量体の重合方法。
IPC (2件):
C08F 2/00 ,  C08F 14/06
FI (2件):
C08F 2/00 G ,  C08F 14/06

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