特許
J-GLOBAL ID:200903098019103655

塩化ビニル系樹脂組成物被覆電線

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-143816
公開番号(公開出願番号):特開平9-324088
出願日: 1996年06月06日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 電気絶縁性能およびその長期安定性並びに熱安定性や耐着色性に遜色がなく、毒性に問題のない安定剤配合の塩化ビニル系樹脂組成物を被覆材とする被覆電線を提供する。【解決手段】 塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、a)ハイドロタルサイト化合物、b)水酸化カルシウム、c)炭素原子数16〜20の脂肪族カルボン酸の亜鉛塩および炭素原子数8〜14の脂肪族カルボン酸の亜鉛塩を重量比7/3〜3/7で含有する脂肪族カルボン酸の亜鉛塩、d)2-t-ブチル-5-メチルフェノール誘導体、e)2,6-ジーt-ブチルフェノール誘導体およびf)二酸化珪素からなる成分を含有する安定剤を配合してなる塩化ビニル系樹脂組成物を、導体の外側に被覆した塩化ビニル系樹脂組成物被覆電線。
請求項(抜粋):
導体の外側に塩化ビニル系樹脂組成物を被覆してなる被覆電線において、該塩化ビニル系樹脂組成物が、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、a)下記一般式(1)で表されるハイドロタルサイト化合物:0.1〜10重量部 Mg<SB>x1</SB>Zn<SB>x2</SB>Al<SB>2</SB>・(OH)<SB>2(x1+x2+2)</SB>・(CO<SB>3</SB>)<SB>1-y/2</SB>(ClO<SB>4</SB>)<SB>y</SB> ・mH<SB>2</SB>O (1)(式中、x1 、x2 及びyは各々0≦x2 /x1 <10、2≦x1 +x2 <20、0≦y≦2で表される条件を満足する数を示し、mは0または任意の正数を示す。)b)水酸化カルシウム :0.01〜3重量部c)炭素原子数16〜20の脂肪族カルボン酸の亜鉛塩および炭素原子数8〜14 の脂肪族カルボン酸の亜鉛塩を重量比7/3〜3/7で含有する脂肪族カルボ ン酸の亜鉛塩 :0.02〜3重量部d)2-t-ブチル-5-メチルフェノール誘導体e)2,6-ジ-t-ブチルフェノール誘導体 d)+c)として:0.001〜3重量部およびf)二酸化珪素 :0.001〜3重量部からなる成分を含有する安定剤を配合してなることを特徴とする塩化ビニル系樹脂組成物被覆電線。
IPC (6件):
C08L 27/06 KGG ,  C08K 3/10 ,  C08K 5/098 KGX ,  C08K 5/13 KHA ,  H01B 3/44 ,  H01B 7/00
FI (6件):
C08L 27/06 KGG ,  C08K 3/10 ,  C08K 5/098 KGX ,  C08K 5/13 KHA ,  H01B 3/44 B ,  H01B 7/00
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (6件)
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