特許
J-GLOBAL ID:200903098024467096

拡散符号同期回路及び拡散符号同期方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-261517
公開番号(公開出願番号):特開2000-092026
出願日: 1998年09月16日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 追従中の遅延波の電力が低下したり、遅延波自体が消失してしまい同期追従が困難になった場合でも、相関電力の大きい新しい同期位置を割り当てることができ、復調動作を中断することなく同期追従動作を継続する。【解決手段】 拡散符号同期回路10は、拡散符号の位相範囲であるウィンドウ内において、順次、位相を変化させながら拡散符号を生成し、スライディング相関処理を行い、相関電力値が大きい拡散符号位相を選択し、捕捉同期位置として出力する同期捕捉部11と、その中から位相差が所定しきい値以上である複数個を選び、割当同期位置とする割当制御部12と、入力された割当同期位置を初期同期位置として受信信号に対して同期追従動作を行い、得られた新しい同期位置を追従同期位置とする同期追従部13,14,15を備える。
請求項(抜粋):
スペクトラム拡散通信方式に基づく移動体通信の受信側の拡散符号同期回路において、拡散符号の位相範囲であるウィンドウ内において、順次、位相を変化させながら拡散符号を生成し、各々の位相の拡散符号と受信信号との相関演算を行うスライディング相関処理を行い、得られた相関電力値が大きい1つ又は複数個の拡散符号位相を選択し、捕捉同期位置として出力する同期捕捉部と、前記同期捕捉部の出力である捕捉同期位置の中から、1つ又は互いの位相差が予め定められたしきい値以上である複数個を選び、割当同期位置として出力する割当制御部と、前記割当制御部から割当同期位置が入力されるとオン状態となり、入力された割当同期位置を初期同期位置として受信信号に対して同期追従動作を行い、その結果得られた新しい同期位置を追従同期位置として出力する、1つ又は複数個の同期追従部とを備え、前記割当制御部は、前記同期捕捉部の出力である捕捉同期位置とオン状態の同期追従部の出力である追従同期位置とを比較し、捕捉同期位置の中から追従同期位置との差が予め定めたしきい値以下であるものを除外する追従中同期位置除外処理手段と、前記追従中同期位置除外処理手段で除外されずに残った捕捉同期位置の中から、相関電力値が上位の予め定めた数の捕捉同期位置を割当同期位置として選択する割当同期位置選択処理手段と、オフ状態の同期追従部を割当同期追従部として選択する空き同期追従部チェック処理手段と、オン状態のすべての同期追従部からの追従同期位置を比較し、追従同期位置が同一である複数の同期追従部が存在した場合には、そのうちの1つの同期追従部を残してそれ以外の同期追従部を割当同期追従部として選択する同一同期位置追従チェック処理手段と、追従同期位置での相関電力が低い同期追従部を割当同期追従部として選択する低電力同期位置追従チェック処理手段と、前記割当同期位置選択処理手段で選択された割当同期位置のそれぞれを、前記空き同期追従部チェック処理手段、前記同一同期位置追従チェック処理手段及び前記低電力同期位置追従チェック処理手段で選択された割当同期追従部の何れかに対して出力する再割当処理手段と、前記同期捕捉部における次回のスライディング相関処理のためのウィンドウを決定するウィンドウ中央値調整処理手段とを備えたことを特徴とする拡散符号同期回路。
IPC (2件):
H04J 13/04 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04J 13/00 G ,  H04L 7/00 C
Fターム (12件):
5K022EE02 ,  5K022EE36 ,  5K047AA03 ,  5K047BB01 ,  5K047CC01 ,  5K047GG34 ,  5K047GG37 ,  5K047HH01 ,  5K047HH15 ,  5K047HH21 ,  5K047MM24 ,  5K047MM62

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