特許
J-GLOBAL ID:200903098029619544

低ゲルポリエチレンフィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-032804
公開番号(公開出願番号):特開平8-027205
出願日: 1995年01月31日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 押出によって商品として許容できる外観等級を有するフィルムにすることができる現場ブレンドの製造方法の提供。【構成】 エチレン及びα-オレフィンコモノマーと、マグネシウム/チタン系触媒系とを、直列に連結された2つの流動床反応器のそれぞれの中で重合条件下で気相ポリエチレンブレンド製造方法であって、触媒を導入せず、(a)第一の低MIコポリマー製造用反応器においては、(1) エチレン1モル当たりに約0.01〜約0.4モルα-オレフィンを存在させ、(2) エチレン分圧を少なくとも40ポンド/平方インチにすること、(b)第二の高MIコポリマー製造用反応器において、(1) エチレン1モル当たりに約0.005〜約0.6モルα-オレフィンを存在させ、(2) エチレン1モル当たりに約1〜約3モル水素を存在させ、(3) チタン1モル当たり約2〜約40モルの量でジエチル亜鉛を添加しヒドロカルビルアルミニウム助触媒を追加。
請求項(抜粋):
エチレン及び3〜8個の炭素原子を有する少なくとも1種のα-オレフィンコモノマーと、活性剤及び助触媒を含有するマグネシウム/チタン系触媒系とを、直列に連結された2つの流動床反応器のそれぞれの中で重合条件下で接触させることを含む気相ポリエチレンブレンド製造方法であって、(a)一連の反応器の内の第一の反応器において形成されるエチレンコポリマーマトリックスと活性触媒との混合物を、一連の反応器の内の第二の反応器に移送すること、(b)上記(a)において言及した活性触媒及び下記の(e)において言及する助触媒以外には、第二の反応器に追加の触媒を何ら導入しないこと、(c)第一の反応器において低メルトインデックスコポリマーが製造され、この第一の反応器においては、(1) エチレン1モル当たりにα-オレフィン約0.01〜約0.4モルの比でα-オレフィンを存在させ、(2) エチレン1モル当たりに水素約0.001〜約0.3モルの比で水素を随意に存在させ、(3) エチレン分圧を少なくとも約2.8kg/cm2 (40ポンド/平方インチ)にすること、(d)第二の反応器において高メルトインデックスコポリマーが製造され、この第二の反応器においては、(1) エチレン1モル当たりにα-オレフィン約0.005〜約0.6モルの比でα-オレフィンを存在させ、(2) エチレン1モル当たりに水素約1〜約3モルの比で水素を存在させ、(3) チタン1モル当たりにジエチル亜鉛約2〜約40モルの量でジエチル亜鉛を添加すること、並びに(e)第一の反応器から移送された触媒の活性レベルを第一の反応器における初期の活性レベル付近まで回復させるのに充分な量の追加のヒドロカルビルアルミニウム助触媒を第二の反応器に導入することを特徴とする、前記方法。
IPC (5件):
C08F 2/34 MCG ,  C08F 4/654 MFG ,  C08F210/02 MSU ,  C08J 5/18 CES ,  C08L 23:02

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