特許
J-GLOBAL ID:200903098048005433

燃料電池コージェネレーションシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-073758
公開番号(公開出願番号):特開2002-280031
出願日: 2001年03月15日
公開日(公表日): 2002年09月27日
要約:
【要約】【課題】 逃がし配管からの無駄な排水を回避して経済性を向上する。【解決手段】 燃料電池1に、高分子膜を加湿する加湿機構3と、その加湿機構3に供給する水を純水化する水処理機構4とを設け、水処理機構4に、純水化用の水を供給する純水化用給水管6が接続する。燃料電池1と貯湯タンク2とにわたって排熱回収回路12を設け、燃料電池1からの排熱を温水として回収し、回収した温水を貯湯タンク2に貯める。貯湯タンク2の底部に逆止弁15付きの給水管14を接続する。給水管14に、逆止弁15の圧力よりも高い設定圧力で開く圧力調整弁17を介装した逃がし配管16を接続し、排熱回収に伴う水の温度変化に起因して体積が膨張して貯湯タンク2内の圧力が増加したときに、貯湯タンク2から水を逃がし配管15を通じて排出し、貯湯タンク2内の昇圧を防止し、更に、その水を純水化用の水として利用する。
請求項(抜粋):
固体高分子型燃料電池と、前記固体高分子型燃料電池の高分子膜を加湿する加湿機構と、前記加湿機構に供給する水を純水化する水処理機構と、前記燃料電池から排出される熱を温水として回収する排熱回収回路と、前記排熱回収回路で回収した温水を貯める密閉式の貯湯タンクと、前記貯湯タンクに接続されて給水する逆止弁付きの給水管とを備えた燃料電池コージェネレーションシステムにおいて、前記水処理機構に接続されて純水化用の水を給水する純水化用給水管と、前記水処理機構に接続されて水処理後の濃縮水を排出する排水管と、前記給水管または前記貯湯タンクに接続されて前記貯湯タンク内の水を外部に逃がす逃がし配管と、前記逃がし配管に設けられて前記貯湯タンク内の圧力が設定圧力を越えたときに開く圧力調整弁とを有し、前記逃がし配管の前記圧力調整弁よりも下流側部分を前記純水化用給水管に接続したことを特徴とする燃料電池コージェネレーションシステム。
IPC (3件):
H01M 8/04 ,  F24H 1/00 631 ,  H01M 8/10
FI (4件):
H01M 8/04 N ,  H01M 8/04 K ,  F24H 1/00 631 Z ,  H01M 8/10
Fターム (4件):
5H026AA06 ,  5H027AA06 ,  5H027DD06 ,  5H027KK01

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