特許
J-GLOBAL ID:200903098050236370

生麺類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角田 嘉宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-012251
公開番号(公開出願番号):特開平6-217722
出願日: 1993年01月28日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 長期保存性を有し、かつ、喫食時に熱湯を注ぐとハシで容易に麺線がほぐれる等の品質を備えた生麺類の製造方法を提供する。【構成】 原料粉、アルギン酸および/またはアルギン酸塩、およびアルカリ剤を含む弱酸性から弱アルカリ性の外層用麺生地、ならびに原料粉、アルカリ剤を含む内層用麺生地を、ロール圧延・複合圧延して外層/内層/外層からなる麺帯から麺線を調製する。 この麺線を、α化処理し、次いで、あるいは同時に酸液浸漬処理して、麺線pHを酸性域に調整し、得られた麺線を包装、密封した後に加熱殺菌処理する。
請求項(抜粋):
生麺類の製造方法であって、下記の工程、すなわち、(1) 小麦粉、もしくは小麦粉と澱粉を主成分とする原料粉、アルギン酸および/またはアルギン酸塩、アルカリ剤、さらに必要に応じて食塩、水を混練し、弱酸性から弱アルカリ性の外層用麺生地を調製し、(2) 小麦粉、もしくは小麦粉と澱粉を主成分とする原料粉、さらに必要に応じて食塩、アルカリ剤、水を混練して内層用麺生地を調製し、(3) 前記外層用麺生地と内層用麺生地をロール圧延などの常法により各々麺帯とし、前記麺帯をさらに複合圧延することにより、外層/内層/外層からなる麺帯とし、常法により麺線とした後、α化処理し、(4) 前記α化処理した麺線を酸液浸漬処理して、麺線pHを酸性域に調整し、および(5) 前記pH調整した麺線を包装、密封した後に加熱殺菌処理する、工程を含むことを特徴とする生麺類の製造方法。

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