特許
J-GLOBAL ID:200903098054165167

受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沢田 雅男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-036591
公開番号(公開出願番号):特開平6-261019
出願日: 1994年02月08日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 遅延時間差を持つチャンネルを介してデータを伝送するのに最小限の送信機出力及び/叉は最小限の帯域幅しか必要とされないような受信機を提供する。【構成】 この受信機はN個の周波数多重化されたデータ変調されたキャリアを持つ伝送信号を受信する。キャリアの変調信号は周波数多重復調器(13)から等化装置(e(x))を介してシンボル検出装置(4)に供給される。等化装置(e(x))は、シンボル検出装置(4)が伝送データを低いエラー確率で検出するように、供給された変調信号内の歪を補償する。伝送信号が異なる遅延時間で到達する場合は、上記歪は主に隣接するキャリアの変調間のクロストークである。従って、この歪は合成回路(31)等によりキャリアの変調信号を隣接するキャリアのデータを表す信号と合成することにより略補償される。上記の各信号は周波数多重復調器(13)の出力及びシンボル検出装置(4)の出力から得られる。
請求項(抜粋):
複数個(N個)の周波数多重化されたデータ変調されたキャリアを有する伝送信号を受信する受信機であって、周波数多重復調器と、この周波数多重復調器から前記各キャリアの変調信号を入力するための入力端子、再生されたデータを他の信号処理装置に供給するための出力端子及びこれらの端子間でN個の信号成分を持つ多重化信号を搬送するための多重データ再生信号路を持つようなデータ再生装置とを有し、上記各信号成分が前記各キャリアのデータを表し、前記再生信号路上に順次配置された等化装置とシンボル検出装置とを有するような受信機において、前記等化装置がキャリアの変調信号と、該キャリアに周波数的に隣接するM個のキャリアのデータを表すM個の信号成分のグループとを合成し、このように合成された信号成分を前記シンボル検出装置に供給して上記キャリア上に変調されているデータを再生させる合成手段を有し、前記Mが前記Nよりも大幅に小さいことを特徴とする受信機。
IPC (5件):
H04J 11/00 ,  H04B 1/10 ,  H04B 7/005 ,  H04N 5/44 ,  H04N 7/06

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