特許
J-GLOBAL ID:200903098057547729
アスファルト組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
豊田 善雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-182264
公開番号(公開出願番号):特開平9-012898
出願日: 1995年06月27日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【構成】 モノビニル芳香族化合物からなる重合体ブロックと、モノビニル芳香族化合物と共役ジエン系化合物からなるランダム共重合体ブロックとからなるブロック共重合体において、該ブロック共重合を構成するモノビニル芳香族化合物からなる重合体ブロックを1個有するブロック共重合体と2個以上有するブロック共重合体の分子量と組成比、全結合モノビニル芳香族化合物含量、モノビニル芳香族化合物からなる重合体ブロックの含有量(M)とピーク分子量、ランダム共重合体ブロック中に含まれるモノビニル芳香族化合物の含有量(N)、NとMの比、ランダム共重合体ブロックのランダム性、ジエン部分のビニル結合含量が特定の範囲にあるブロック共重合体組成物を改質材として用いたアスファルト組成物。【効果】 特定の構造を有するブロック共重合体組成物を改質材として用いたアスファルト組成物は、軟化点と伸度及び機械的強度等の物性に優れ、加工性、貯蔵安定性にも優れる。
請求項(抜粋):
モノビニル芳香族化合物からなる重合体ブロック(以下「重合体ブロック」と略す)と、モノビニル芳香族化合物と共役ジエン系化合物からなるランダム共重合体ブロック(以下「ランダム共重合体ブロック」と略す)とからなるブロック共重合体において、(a)ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(以下、GPCと略す)で測定した、標準ポリスチレン換算の分子量が5.0万〜15.0万の範囲に、重合体ブロックを1個有するブロック共重合体(以下「ブロック共重合体(I)」と略す)のピークを少なくとも1個有し、(b)GPCで測定した、標準ポリスチレン換算の分子量が10.0万〜30.0万の範囲に、重合体ブロックを2個以上有するブロック共重合体(以下「ブロック共重合体(II)」と略す)のピークを少なくとも1個有し、(c)全結合モノビニル芳香族化合物含量が23重量%〜45重量%であり、(d)重合体ブロック含有量(M)が18重量%〜35重量%であり、(e)重合体ブロックの、GPCで測定した標準ポリスチレン換算のピーク分子量が1.0万を越え3.0万以下であり、(f)ランダム共重合体ブロック中に含まれるモノビニル芳香族化合物の含有量(N)が、該ランダム共重合体ブロックの6重量%〜25重量%であり、(g)NとMの比(N/M)が0.2を超え1より小さく、(h)ランダム共重合体ブロック中のモノビニル芳香族化合物連鎖分布において、モノビニル芳香族化合物が1個のモノビニル芳香族化合物単連鎖(以下S1と略す)が、ランダム共重合体ブロック中の結合モノビニル芳香族化合物の50重量%以上で、モノビニル芳香族化合物が8個以上連なったモノビニル芳香族化合物長連鎖(以下S8〜と略す)がランダム共重合体ブロック中の結合モノビニル芳香族化合物の15重量%以下であり、(i)ジエン部分のビニル結合量が50重量%以下であり、(j)ブロック共重合体(I)の割合が、ブロック共重合体の20〜70重量%を占め、(k)ブロック共重合体(II)の割合が、ブロック共重合体の30〜80重量%を占めるブロック共重合体組成物3〜15重量%とアスファルト85〜97重量%よりなるアスファルト組成物。
IPC (3件):
C08L 95/00 LSU
, C08L 95/00
, C08L 53:02
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