特許
J-GLOBAL ID:200903098057697240

光干渉角速度計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-078504
公開番号(公開出願番号):特開平9-269230
出願日: 1996年04月01日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 スケールファクタが安定に維持される光干渉角速度を提供する。【解決手段】 少なくとも一周する光学路に右回り光と左回り光を与え、これら両光に周期的に位相変調を施し、その干渉光の強度を受光器で検出し、同期検波して角度情報を得る光干渉角速度計において、位相変調度を交番に変化させる位相変調度変調信号発生回路と、受光器から得られる信号の中から位相変調度変調信号成分を取り出すスケールファクタ補正信号検出手段と、このスケールファクタ補正信号検出手段で検出した信号が一定値を維持する制御を行なう制御手段とを設けた。
請求項(抜粋):
少なくとも一周する光学路と、この光学路に対して光源よりの光を右回り光及び左回り光として入射する分岐手段と、上記光学路を伝搬してきた右回り光と左回り光を干渉させる干渉手段と、上記分岐手段と上記光学路の一端との間にこれらと縦続的に配置されて右回り光及び左回り光に位相変化を与える位相変調手段と、上記干渉光の光強度を電気信号として検出する受光器と、この受光器からの出力の中の上記位相変調手段の変調周波数成分を同期検波し角速度情報を出力する同期検波回路とを有する光干渉角速度計において、上記位相変調手段によって与えられる位相変調度を交番に変化させる位相変調度変調信号発生回路と、上記受光器からの出力の中の上記位相変調度変調回路からの周波数成分を出力するスケールファクタ補正信号検出手段と、そのスケールファクタ補正信号検出手段からの出力を利用して上記同期検波回路からの出力信号の入出力スケールファクタが一定となるように制御する制御手段と、を有することを特徴とする光干渉角速度計。

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