特許
J-GLOBAL ID:200903098059858802

エンジンの冷却制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-208480
公開番号(公開出願番号):特開2001-032714
出願日: 1999年07月23日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【課題】 エンジンの冷却系に設けた電動サーモスタットおよび電動ウオータポンプの消費電力を節減しながら冷却水温度を的確に制御する。【解決手段】 目標冷却水温度TwREF と実際の冷却水温度Twとの偏差の絶対値が第1閾値A以上のときに電動ウオータポンプPの回転数を増減するとともに電動サーモスタットTの開度を増減し、偏差の絶対値が第1閾値A未満で第2閾値B以上のときに電動ウオータポンプPの回転数を増減して電動サーモスタットTの開度をホールドし、偏差の絶対値が第2閾値B未満で第3閾値C以上のときに電動ウオータポンプPの回転数をホールドして電動サーモスタットTの開度を増減し、偏差の絶対値が第3閾値C未満のときに電動ウオータポンプPの回転数をホールドするとともに電動サーモスタットTの開度をホールドすることにより、消費電力を最小限に抑えながら冷却水温度Twを目標冷却水温度TwREF に収束させる。
請求項(抜粋):
エンジン(E)のウオータジャケット(J)およびラジエータ(R)を接続する閉じた冷却水回路に、開弁時に前記冷却水回路を構成して閉弁時にラジエータ(R)を通過しないバイパス回路を構成する電動サーモスタット(T)と、冷却水を循環させる電動ウオータポンプ(P)とを設け、制御手段(U)が電動サーモスタット(T)の開度および電動ウオータポンプ(P)の回転数を制御するエンジンの冷却制御装置において、前記制御手段(U)は、目標冷却水温度(TwREF )と実際の冷却水温度(Tw)との偏差を算出し、前記偏差の絶対値が第1閾値(A)以上のときに電動ウオータポンプ(P)の回転数を増減するとともに電動サーモスタット(T)の開度を増減し、前記偏差の絶対値が第1閾値(A)未満で第2閾値(B)以上のときに電動ウオータポンプ(P)の回転数を増減して電動サーモスタット(T)の開度をホールドし、前記偏差の絶対値が第2閾値(B)未満で第3閾値(C)以上のときに電動ウオータポンプ(P)の回転数をホールドして電動サーモスタット(T)の開度を増減し、前記偏差の絶対値が第3閾値(C)未満のときに電動ウオータポンプ(P)の回転数をホールドするとともに電動サーモスタット(T)の開度をホールドすることにより、実際の冷却水温度(Tw)を目標冷却水温度(TwREF )に収束させることを特徴とするエンジンの冷却制御装置。

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