特許
J-GLOBAL ID:200903098062463010

内燃機関の可変圧縮比機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-239234
公開番号(公開出願番号):特開2002-054468
出願日: 2000年08月08日
公開日(公表日): 2002年02月20日
要約:
【要約】【課題】 複リンク式可変圧縮比機構におけるピストンスラスト荷重によるフリクションを低減する。【解決手段】 可変圧縮比機構は、ピストン1に連結されたアッパリンク3と、アッパリンク3に連結されるとともに、クランクシャフト4のクランクピン5に連結されたロアリンク6と、ロアリンク6と偏心軸部10Aとを連結してロアリンク6の自由度を規制するコントロールリンク9と、を備える。コントロールシャフト10の回動位置によってピストン1の上死点位置ひいては圧縮比が変化する。ピストンピン中心(J1)の往復運動軸線L1と、接続点J2を通り軸線L1に平行な直線L2との間のオフセット量は、上死点位置にあるときの値ΔTが下死点位置にあるときの値ΔBよりも常に小さい。従って、アッパリンク3の傾きが上死点近傍で小さく、スラスト荷重が低減する。
請求項(抜粋):
ピストンのピストンピンに一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクとクランクシャフトのクランクピンとを連結するロアリンクと、上記ロアリンクに一端が連結されるとともに、他端が内燃機関本体に揺動可能に連結されたコントロールリンクと、このコントロールリンクの内燃機関本体に対する揺動支点位置(J4)を変化させる支点位置可変機構と、を備えてなる内燃機関の可変圧縮比機構において、ピストンピン中心(J1)の往復運動軸線をL1とし、上記アッパリンクと上記ロアリンクとの接続点(J2)を通り上記軸線L1に平行な直線をL2とし、ピストン上死点位置におけるL1,L2間のオフセット量をΔT、ピストン下死点位置におけるL1,L2間のオフセット量をΔBとすると、内燃機関の全ての運転領域において、ΔT<ΔBの関係が保たれることを特徴とする内燃機関の可変圧縮比機構。
IPC (4件):
F02D 15/02 ,  F01B 31/14 ,  F02B 75/04 ,  F02B 75/32
FI (4件):
F02D 15/02 Z ,  F01B 31/14 ,  F02B 75/04 ,  F02B 75/32 A
Fターム (6件):
3G092AA12 ,  3G092DD06 ,  3G092DG03 ,  3G092EA25 ,  3G092FA25 ,  3G092FA50
引用特許:
審査官引用 (2件)

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