特許
J-GLOBAL ID:200903098063925140

水力機械のキャビテーション診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-290217
公開番号(公開出願番号):特開2003-097407
出願日: 2001年09月21日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】キャビテーションの発生部位が判り、一般性のある水力機械のキャビテーション診断装置を提供すること。【解決手段】上カバー5には、AEセンサ121が配設され、また吸出し管7の外周面に、第2のAEセンサ122が配設され、これらにより上カバー5及び吸出し管7内に発生する弾性波信号を検出し、該各弾性波信号を、前置き増幅回路131,132、ハイパスフィルタ141,142と、整流回路151,152と、ローパスフィルタ161,162に順次通して夫々包絡線処理を行い、各包絡線処理された信号をFFT171,172によりに各々振幅変化成分の周波数解析を行い、ハイパスフィルタ141,142からの信号出力とこの周波数解析結果を基にキャビテーション発生を判定するキャビテーション判定器18を備えている。
請求項(抜粋):
水入口部及び水出口部を有する水車収納容器と、該水入口部に連結されたケーシングと、該水出口部に連結された吸出し管と、前記水車収納容器内に配設され前記水入口部に水流量を調節するためのガイドベーンと、前記水車収納容器内に回転可能に配設した回転軸に固定したランナとからなり、該ケーシングから水入口部及び水出口部を介して該吸出し管に水を流通させて該ランナを回転駆動させるようにした水力機械に発生するキャビテーションを検出する水力機械のキャビテーション診断装置において、前記ランナの回転周波数Nを検出する回転信号検出手段と、前記水車収納容器の外周面であって前記吸出し管とは離れた位置でかつ前記水入口部近く及び前記吸出し管の外周面に夫々配設され、該水車収納容器内に発生する弾性波信号を各々検出する第1及び第2のAEセンサと、前記各AEセンサで検出された弾性波信号の低周波成分を夫々取り除く第1及び第2のハイパスフィルタと、前記各ハイパスフィルタを通した信号を整流回路及びローパスフィルタに順次通して夫々包絡線処理を行う第1及び第2の包絡線処理手段と、前記各包絡線処理手段で夫々処理された信号に基づき各々振幅変化成分を周波数解析する第1及び第2の解析回路と、前記第1及び第2のハイパスフィルタの出力信号を取り込みその振幅の最大値と実効値の比である波高率を夫々演算し、この演算結果のいずれかが10を超えたとき、前記第1及び第2の解析回路にて得られた周波数解析結果及び前記回転周波数Nに基づいてキャビテーション発生を判定するキャビテーション判定手段と、を具備したことを特徴とする水力機械のキャビテーション診断装置。
IPC (3件):
F03B 11/00 ,  F03B 15/22 ,  G01M 19/00
FI (3件):
F03B 11/00 Z ,  F03B 15/22 ,  G01M 19/00 A
Fターム (22件):
2G024AD03 ,  2G024BA15 ,  2G024CA13 ,  2G024DA09 ,  2G024FA02 ,  2G024FA04 ,  3H072AA07 ,  3H072AA27 ,  3H072BB20 ,  3H072CC01 ,  3H072CC08 ,  3H072CC23 ,  3H072CC42 ,  3H072CC74 ,  3H072CC78 ,  3H073AA08 ,  3H073AA26 ,  3H073BB39 ,  3H073CC13 ,  3H073CC26 ,  3H073CD02 ,  3H073CD03

前のページに戻る