特許
J-GLOBAL ID:200903098065117288

超電導コイルのクエンチ検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-133391
公開番号(公開出願番号):特開平8-330128
出願日: 1995年05月31日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【目的】 超電導コイルと電磁的相互作用を有する他の構成要素の影響を排除し、クエンチ電圧の検出誤差や計算誤差を小さくして高い信頼性の超電導コイルのクエンチ検出方法を提供する。【構成】 超電導コイルである1次巻線10及び2次巻線12によって構成された変圧器14の1次側電圧V1、2次側電圧V2及び1次側電流I1、2次側電流I2をそれぞれ検出し、A/D変換器26に入力する。A/D変換器26によってディジタル変換された上記検出値を使用し、DSP32により所定の回路計算が行われ、1次巻線10及び2次巻線12にクエンチが発生した際のクエンチ抵抗が算出される。これらのクエンチ抵抗が比較器34でしきい値Rrと比較され、しきい値Rrを越えた時間がタイマ36により測定され、その時間が基準時間Trを越えたときにタイマ36からクエンチ検出信号が出力される。
請求項(抜粋):
超電導モータのステータあるいは超電導変圧器の1次コイル等に使用され、超電導モータのロータあるいは超電導変圧器の2次コイル等の他の構成要素と電磁的相互作用を有する超電導コイルのクエンチ検出方法であって、超電導コイルの両端電圧をモニタし、前記他の構成要素との電磁的相互作用を考慮した方程式から超電導コイルに発生する誘導起電圧を算出し、前記モニタされた超電導コイルの両端電圧と前記算出された誘導起電圧とを比較し、超電導コイルのクエンチ発生の有無を判断する、ことを特徴とする超電導コイルのクエンチ検出方法。
IPC (3件):
H01F 6/02 ZAA ,  H01F 6/06 ZAA ,  H01F 36/00 ZAA
FI (3件):
H01F 7/22 ZAA K ,  H01F 36/00 ZAA ,  H01F 5/08 ZAA Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平1-291646
  • 特開平1-291646
  • 超電導磁石異常検出保護装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-188352   出願人:株式会社日立製作所
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