特許
J-GLOBAL ID:200903098071270578

障害復旧方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-105546
公開番号(公開出願番号):特開平7-311712
出願日: 1994年05月19日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】チェックポイントの作成による実行時の性能に対する悪影響を低減し、処理性能の向上を図る。【構成】コンピュータシステム上で動作するオペレーティングシステムがロックを解放する際に、実際にはロックを解放せず、解放すべきロックとメモリに書き戻すべきキャッシュ中のキャッシュブロックとプロセッサのコンテクストからなるチェックポイント情報を記録することにより、仮想的なチェックポイントを数世代に渡って保持し、フラッシュすべき状況となった際に、チェックポイント情報を用いて、世代毎に、書き戻すべきキャッシュブロックをメモリに書き戻し、解放すべきロックを実際に解放すことを特徴とする。
請求項(抜粋):
プロセッサがメモリ上のデータを更新する場合、メモリ上のデータをキャッシュに格納した後更新し、キャッシュ上で更新されたデータをメモリにフラッシュさせずに保持し、オペレーティングシステムがロックを解放する際に、キャッシュ上で更新されたデータを一括してメモリにフラッシュし、同時にプロセッサのコンテクストをメモリ上の特定の領域に保存することにより、メモリ上にリスタート可能な情報を作成し、故障発生時には前記リスタート可能な情報に基づいて再実行することにより、故障回復を行なうコンピュータシステムにおいて、前記コンピュータシステム上で動作するオペレーティングシステムがロックを解放する際に、実際にはロックを解放せず、解放すべきロックとメモリに書き戻すべき前記キャッシュ中のキャッシュブロックとプロセッサのコンテクストからなるチェックポイント情報を記録することにより、仮想的なチェックポイントを数世代に渡って保持し、フラッシュすべき状況となった際に、前記チェックポイント情報を用いて、世代毎に、書き戻すべきキャッシュブロックをメモリに書き戻し、解放すべきロックを実際に解放すことを特徴とする障害復旧方法。

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