特許
J-GLOBAL ID:200903098071752530

車両用トラクション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-342976
公開番号(公開出願番号):特開平5-171968
出願日: 1991年12月25日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 加速スリップ検出値が横加速度に応じた制御しきい値を超えると加速スリップを抑制するべくトラクションを制御する車両用トラクション制御装置において、加速スリップが発生する旋回走行時に制御ハンチングを防止すると共に、横加速度上昇時には低横加速度域での安定性と高横加速度域での加速性との両立を図り、横加速度減少時には加速性と安定性のバランスをとりながら安定サイドへの移行を図ること。【構成】 横加速度判断値として第1横加速度判断値と第2横加速度判断値を設定し、横加速度上昇時は第2横加速度判断値を境としてステップ的に低制御しきい値から高制御しきい値に変更し、横加速度減少時は第1横加速度判断値まで制御しきい値を徐々に低下させる制御しきい値設定手段dを設けた。
請求項(抜粋):
加速スリップを検出する加速スリップ検出手段と、横加速度を検出する横加速度検出手段と、低横加速度域に存在する第1横加速度判断値と横加速度の高低分岐域に存在する第2横加速度判断値を設定する横加速度判断値設定手段と、横加速度上昇時は横加速度検出値が第2横加速度判断値まで低制御しきい値を維持し第2横加速度判断値を超えると一気に立上がる高制御しきい値に設定し、横加速度減少時は横加速度検出値が第1横加速度判断値となるまで横加速度検出値の低下に比例して徐々に低下する制御しきい値に設定し第1横加速度判断値以下になると低制御しきい値を維持する制御しきい値設定手段と、加速スリップ検出値が前記制御しきい値設定手段により設定された制御しきい値を超えると加速スリップを抑制するべくトラクションを制御するトラクション制御手段と、を備えている事を特徴とする車両用トラクション制御装置。
IPC (4件):
F02D 29/02 311 ,  B60K 41/20 ,  B60T 8/58 ,  F02D 45/00 345
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-082640

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