特許
J-GLOBAL ID:200903098073890662
ディスクキャッシュデータ保全方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-318835
公開番号(公開出願番号):特開平7-175728
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】非同期I/O方式におけるディスクキャッシュデータ保全方式で、ディスクキャッシュバッファの容量を簡易に大きくできるようにし、データの再利用の効率を上げれるようにする。【構成】システムの停電時に瞬断なく電力を供給できる小容量の無停電電源装置5を設ける。停電時に、直ちに主記憶装置3内の非同期I/Oディスクキャッシュバッファ31の内容を外部記憶装置4内の一括退避エリア41に退避する。電源復旧時のユーザプログラム10の動作開始前に、一括退避エリア41のデータを本来のユーザプログラム用処理ファイル42に書換えてデータの保全をはかる。従来のデータ保全用のバッテリバックアップメモリが不要となり、同容量であった非同期I/Oディスクキャッシュバッファを任意に設定できる。
請求項(抜粋):
ユーザプログラムからの外部記憶装置への書込みデータを、一旦、主記憶装置上の非同期I/Oディスクキャッシュバッファに保持し、このディスクキャッシュデータをユーザプログラムと非同期で動作する非同期I/Oタスクにより外部記憶装置に書込むデータ処理システムのディスクキャッシュデータ保全方式において、データ処理システムへの電源の停電時にシステムを構成する各装置へ瞬断することなく電力を供給し、少なくとも非同期I/Oディスクキャッシュバッファ内のディスクキャッシュデータを外部記憶装置に書込む間電力を供給し続けることができる無停電電源装置と、停電が発生したとき非同期I/Oディスクキャッシュバッファ内のデータを一括退避するための外部記憶装置に設けた一括退避エリアと、停電が発生したことを認知して非同期I/Oタスクに一括退避指示を通知し、同時に以降のユーザプログラムからの外部記憶装置に対する読込みおよび書込みの要求を打切り、システム立合げ要求時にユーザプログラムの動作開始以前に前記一括退避エリア内のデータを外部記憶装置の本来格納すべきユーザプログラム用処理ファイルに書換える制御プログラムと、この制御プログラムから一括退避指示を通知されたとき、直ちに非同期I/Oディスクキャッシュバッファ内の全てのデータを前記一括退避エリアに格納する非同期I/Oタスクとを有することを特徴とするディスクキャッシュデータ保全方式。
IPC (2件):
G06F 12/16 340
, G06F 12/08 320
引用特許:
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