特許
J-GLOBAL ID:200903098075301435

スプレー容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-322102
公開番号(公開出願番号):特開平10-174911
出願日: 1996年11月19日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 蓄圧式のスプレー容器において、トリガーを引いたときに容器内に外気を導入する空気置換に際し、液漏れを防止しながら、空気置換の確実を図ること。【解決手段】 スプレー容器1において、小径シリンダ11の外周部の外気導入孔11c形成部と残圧導入孔11d形成部との間に仕切り部11hを設け、仕切り部11hの前方を環状の外気導入路14Aとし、仕切り部11hの後方を環状の気液導入路14とし、スプレイヤー本体7の小径シリンダ11まわりの上部に外気導入路14Aの上方空間を気液導入路14に連通する外気連通路14Bを設けてなるもの。
請求項(抜粋):
液状物を充填する容器本体の口部に、トリガースプレイヤーが装着され、該トリガースプレイヤーは、互いに連通する水平管路及び垂直管路が設けられれるとともに該水平管路にプランジャポンプが配設されたスプレイヤー本体と、該スプレイヤー本体に回動自在に装着されたトリガーと、上記垂直管路に装着されたインテイクと、該インテイクに装着されたチューブとを備えており、上記スプレイヤー本体並びに上記インテイクに、上記トリガーを引いたときに、外気及び上記小径シリンダ内の残圧を上記容器本体内に導く気液導入路を備え、上記プランジャポンプは、上記水平管路内に配設された小径シリンダと、該小径シリンダに連通しその前方部において往復動自在に配設された大径シリンダと、該小径シリンダ及び大径シリンダ内においてバネを介して往復摺動自在に配設されたプランジャとを備え、上記大径シリンダは、トリガーの回動操作で往復移動するとともに、上記プランジャの先端部で通液が遮断されるノズル部を備えてなり、上記トリガーの回動操作による上記プランジャポンプの蓄圧力により上記プランジャを上記大径シリンダに対して相対移動させることにて上記ノズル部を開き、液状物を噴出せしめるスプレー容器において、上記スプレイヤー本体の上記小径シリンダまわりに上記気液導入路を環状に設け、上記小径シリンダの前方寄りに外気を上記気液導入路に導く外気導入孔を設けるとともに、上記小径シリンダの後方寄りに上記小径シリンダ内の残圧を上記気液導入路に導く残圧導入孔を設け、上記プランジャに、上記小径シリンダ内面に摺接して上記外気導入孔に連なる外気導入経路を開閉する外気シール部と、上記小径シリンダ内面に摺接して上記残圧導入孔に連なる残圧導入経路を開閉する残圧シール部を設け、上記小径シリンダ外周部の外気導入孔形成部と残圧導入孔形成部との間に仕切り部を設け、仕切り部の前方を上記外気導入孔まわりの環状の外気導入路とし、仕切り部の後方を上記残圧導入孔まわりの上記気液導入路とし、上記スプレイヤー本体の上記小径シリンダまわりの上部に上記外気導入路の上方空間を上記気液導入路に連通する外気連通路を設けてなることを特徴とするスプレー容器。

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