特許
J-GLOBAL ID:200903098076406958

ギヤ油組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-140193
公開番号(公開出願番号):特開平11-323371
出願日: 1998年05月21日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 自動車の手動変速機用に好適で、終減速機にも共用でき、極圧性と耐熱性に優れ、シンクロナイザーリングとギヤコーンとの間の摩擦特性とくに摩擦係数の耐久性を、シンクロナイザーリングの材質(黄銅材、樹脂材)に拘らず改善するギヤ油組成物を提供する。【解決手段】 100°Cの粘度2〜50mm2/s、流動点-15°C以下、イオウ分0.7質量%以下である鉱油又は合成油の1種か2種の混合物である基油(A成分)に対して、炭化水素硫化物、硫化テルペン又は硫化油脂の1種以上のイオウ化合物(B成分)0.05〜8質量%、C8以上のアルキル基を有するアルコールの酸性リン酸エステル又はそのアルキルアミン塩の1種以上のリン化合物(C成分)0.1〜6質量%、アルケニルこはく酸イミドのホウ素化合物誘導体(D成分)0.1〜7質量%添加したギヤ油組成物。
請求項(抜粋):
下記の、基油であるA成分に、イオウ化合物であるB成分、リン化合物であるC成分およびホウ素含有型分散剤であるD成分を添加してなるギヤ油組成物:(A)100°Cにおける粘度が2〜50mm2/s、流動点が-15°C以下、イオウ分が0.7質量%以下である、鉱油および合成油から選んだ1種単独または2種の混合物である基油、(B)炭化水素硫化物、硫化テルペン、および油脂とイオウとの反応物である硫化油脂から選んだ1種または2種以上のイオウ化合物を、基油の0.05〜8質量%、(C)炭素数8以上のアルキル基を有するアルコールの酸性リン酸エステル、およびそのアルキルアミン塩から選んだ1種または2種以上のリン化合物を、基油の0.1〜6質量%、および(D)アルケニルこはく酸イミドのホウ素化合物誘導体を、基油の0.1〜7質量%。
IPC (13件):
C10M169/04 ,  C10M101:02 ,  C10M135:04 ,  C10M135:06 ,  C10M137:04 ,  C10M137:08 ,  C10M139:00 ,  C10N 20:00 ,  C10N 20:02 ,  C10N 30:00 ,  C10N 30:06 ,  C10N 30:08 ,  C10N 40:04
引用特許:
審査官引用 (4件)
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